レバナスについて

レバナスにドルコスト平均法は効果的なのか【レバレッジNASDAQ100】

投資ではよくドルコスト平均法という手法を目にすることがあるかと思います。

ドルコスト平均法について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください!

ドルコスト平均法を利用することで、高値掴みの回避、暴落時に平均単価を下げることができる、等のメリットがあることは上の記事にも記載がある通りです。

今回の記事ではこのドルコスト平均法を使用してレバナスの購入を続けたらどうなるか、について詳しくまとめていきたいと思います!

本記事の内容

・レバナスにドルコスト平均法は効果的なのか
・レバナスでドルコスト平均法を使用した場合のシミュレーション
・レバナス一括投資にドルコスト平均法は負ける?

一つずつ見ていきましょう!

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レバナスにドルコスト平均法は効果的なのか

まず、ドルコスト平均法はどのような場合に効果的なのかについて考えてみましょう。

  • 長期での投資であること
  • 購入時手数料が安い、もしくは無料であること
  • 右肩上がりの商品(金融商品)であること

3つ挙げましたが、主にこれを満たした場合にドルコスト平均法は効力を発揮すると考えられます。

では、ここからこの3つの条件とレバナスはその条件に当てはまっているかについて確認していきます!

長期での投資であること

ドルコスト平均法は長期投資をすることが前提の投資法です。

つまり、そもそも長期投資ができる商品でないと成り立ちません

投資信託には償還日というものがあり、償還日を迎えた投資信託は運用が終了するといったことがあります。

償還日が設定されていて長期投資がそもそもできない、償還日は設定されていないけど繰上償還される可能性が高い、といった投資信託ではドルコスト平均法は効果を発揮できない可能性があります。

では、レバナスはどうなのでしょうか?

レバナスの償還日の設定や償還される可能性については、以下の記事で詳しくまとめているので、深く知りたい方はこの記事を参考にしてください!

上記の記事に詳しい内容が書いてあるのでここでは内容に触れませんが、結論、レバナスは償還される可能性は低いと思われます。

償還されなければ投資信託の運用が終了することはないので、長期投資ができると考えられます!

しかし、予期せぬ事態によって償還されてしまうといった例もあるので絶対ではありません。

最終的にどう捉えるかは自分で決める必要があるので、注意してください。

僕個人の意見になりますが、上記の記事にまとめたことからレバナスはまだまだ償還される可能性は低いと思っています。

購入時手数料が安い、もしくは無料であること

ドルコスト平均法は毎年や毎月、人によっては毎日などの単位で購入していくので、購入回数が多くなります。

投資信託では購入時に手数料がかかるものがあり、毎月、毎日単位で購入するのであれば毎回手数料を払うことでコストがかさみ、利益が減る原因になります。

とにかく取引手数料が安い、もしくは無料でないと積み重なってとんでもない金額になりかねません。

取引手数料は「交付目論見書」で確認することができるので、そちらで確認してみましょう!

レバナスは現在「iFreeレバレッジNASDAQ100」と「楽天レバレッジNASDAQ100」の2つがあるので、この2つの交付目論見書から購入時手数料の部分を抜粋してみます。

■iFreeレバレッジNASDAQ100

■楽天レバレッジNASDAQ100

それぞれ上限として税抜き2%、税抜き3%が設定されています。

しかし、交付目論見書に記載されている購入時手数料はあくまで上限であり、販売会社によって購入時手数料は変わることを覚えておきましょう!

特にネット証券ではPCやスマホで株や投資信託の取引ができるだけでなく、購入時手数料が無料(ノーロード)の投資信託が数多くあります。

例えばSBI証券であれば「iFreeレバレッジNASDAQ100」は購入時手数料が無料(ノーロード)となっています。(赤枠部分)

楽天証券では「楽天レバレッジNASDAQ100」が購入できるのですが、その場合も購入時手数料(買付手数料)は無料です。(赤枠部分)

購入時手数料については、使っている証券会社によって変わるので確認しておきましょう!

僕は「SBI証券」と「楽天証券」の2つを利用していますが、この2つは上記の通りレバナスは無料です。

個人的にはこの理由以外にも「SBI証券」と「楽天証券」で投資をするメリットがあるので、「SBI証券」と「楽天証券」はおススメの証券会社です!

取引手数料以外にどんなメリットがあるのかは本記事のまとめに記載しておきます。

右肩上がりの商品(金融商品)であること

長期で見て右肩上がりでないと、いくらドルコスト平均法で取得単価を低くしたところで意味がありません。

長期で見て右肩上がりにならない商品に積極的に投資をする人はまずいないと思いますが。。。

レバナスが今後右肩上がりにならないと考えるのであれば、レバナスはドルコスト平均法の効果を受けることはできないということです。

というかドルコスト平均法の効果うんぬんより、そもそもレバナスが今後右肩上がりにならないと考えるのであればレバナスはリスクもあるのでやめておいた方がよいでしょう!

レバナスがこれからも右肩上がりになるかどうかの参考情報として、2010年からのS&P500指数、ナスダック100指数、レバナスのチャート比較をしてみます。

※レバナスの2010年からのチャートはないので、ナスダック100指数の日々の値動きの倍を想定して作成。レバナスのスタートの金額はナスダック100指数と同じ価格からスタート。

この比較チャートを見ると、S&P500やナスダック100もしっかりと右肩上がりになっていますが、特にレバナスは圧倒的な伸びを見せていることが分かります。

ただしこのチャートは2010年からのチャートで、今後も必ずこうなる訳ではなく、あくまで参考情報にすぎません。

結局レバナスが今後も右肩上がりで伸び続けるかどうかは、自分で判断するしかありません。

ちなみに僕はレバナスは今後も伸び続けると思っています。

レバナスにドルコスト平均法は効果的!(個人的に)

詳しく確認してきましたが、僕はレバナスにドルコスト平均法は効果的だと判断しています!

ただ、レバナスはそろそろ償還されると考えている、今後レバナスは右肩上がりだと思えない、と考えている場合はドルコスト平均法は効果的ではないということになります。

個人の考え方によって変わってくる部分でもありますので、自分はどう考えるかを見直してレバナスにドルコスト平均法が効果的かどうか判断してください!

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レバナスでドルコスト平均法を使用した場合のシミュレーション

上の項では個人的にレバナスとドルコスト平均法は効果的だと判断しましたが、実際にシミュレーションして結果を見てみましょう。

今回のシミュレーションの条件は以下とします。

  • 期間は2000年1月〜2020年12月
  • 毎月初に1万円をレバナスに投資
  • 信託報酬や隠れコストも計算に含む

信託報酬はiFreeレバナスの0.99%とし、隠れコストは0.18%を使用します。

結果は以下のチャートのようになりました。

青が投資結果のチャート、オレンジが累計投資額の合計です。

2000年から月1万円ずつドルコスト平均法で投資を続けて、このような結果になったのであれば文句を言う人はいないのではないでしょうか?

結果から見ても、レバナスにドルコスト平均法で投資して十分な結果を得られていたと言えそうです。

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レバナス一括投資にドルコスト平均法は負ける?

レバナスに一括投資とドルコスト平均法で投資した時にどっちが利益が大きくなる可能性が高いか?、と言われると僕はレバナス一括投資の方が利益が大きくなる可能性が高くなると思っています。

なぜそう考えるかは以下の記事でまとめているので、よければ見てみてください!

ただし、今までのデータと今後の予想から考えると一括投資の方が利益が高くなったというだけであり、どうなるかははっきりとは分かりません。

もし、ITバブル崩壊レベルの暴落がある場合はドルコスト平均法の方が利益が大きくなる可能性のほうが高くなります。

こればかりは完全に予想するのは難しいのですが、確実に言えることはドルコスト平均法で投資をした方がリスクの軽減に繋がるということです。

他にも、一括投資ではまとまった現金を用意する必要がありますが、ドルコスト平均法は毎月や毎日、自分で決めた額の投資を続ければよいのでまとまった現金がなくても始められるメリットもあります。

僕はドルコスト平均法である程度暴落のリスクを抑える考え方も取り入れたいので、最初に投資できるお金は一括でレバナスに投資し、その後毎月ドルコスト平均法で投資を続けるといった方法をとっています!

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まとめ

レバナスにドルコスト平均法で投資するのは十分効果的だと個人的には考えています!

僕は今後も積立投資を行い、ドルコスト平均法を使いながらレバナス全力投資していきます!

積立投資ではもちろんドルコスト平均法が使えるのもありますが、SBI証券や楽天証券で積立設定をしておくと毎月自動で積立投資をしてくれるだけでなく、ポイントが貯まり、そのポイントで投資もできるので毎月お得に投資ができるメリットもあります!

設定しておくだけでお得になるので、まだ口座開設をしていない、積立設定をしていない方はぜひ以下の記事を参考に設定してみてください!

SBI証券でお得に投資する方法

楽天証券でお得に投資する方法



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