レバナスについて

【仕組み解説】レバナスの中身は先物?信用取引?【レバレッジNASDAQ100】

レバレッジ商品全般は危険というイメージが強いと思いますが、その大きな理由の一つとして自分のお金以上の金額でやり取りができることが挙げられると思います。

自分の持っているお金以上の金額でやり取りができると損失が発生したときには、大きな額になってしまうこともありますし、場合によっては借金になるということもあります。

オオクワくん
オオクワくん

レバレッジをかけて借金を背負うことになった、みたいな話は聞いたことあるよね、、、

レバレッジを利かせるには信用取引がよく知られていますが、レバナスに関しては主に先物取引によって調整がされています!

この先物取引も大きくレバレッジをかけることができるので超ハイリスクで危険だと言われていることが多いです。

確かに先物取引も危ないって聞いたことあるかも

コクワくん
コクワくん

レバナスは仕組み上、この先物取引を利用しているので間接的にレバナスも危険だと言われることがあります。

今回の記事はそんなレバナスの仕組みについてと先物取引との関係についてまとめていきたいと思います!

本記事の内容

・レバナスの仕組み
・先物取引の危険性
・レバナスにも先物取引による危険性があるのか

僕自身もレバナスの仕組みやどのように運用されているのかなど、複雑な部分は理解していない事もいくつかあったので、できるだけ分かりやすくまとめていきたいと思います!

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レバナスの仕組み

今回はiFreeレバレッジNASDAQ100の資料を元に仕組みについてみていきます。(楽天レバナスも似たような仕組みです)

まず、レバナスの仕組みについて交付目論見書に記載されている図を見てみましょう!

上記、ベビーファンドやマザーファンドなどの言葉が出てきていますがここは特に重要ではないので無視しても大丈夫です!

書いてあることを簡単にまとめるとレバナスに投資されたお金で他の商品に投資をしていますよということになり、これがレバナスの仕組みになります。

オオクワくん
オオクワくん

なんで別の投資先に投資をする必要があるの?

このようなことをしている理由は、日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となるように調整するためです。

レバナスに投資をする側の僕たちであれば、NASDAQ100指数の2倍の値動きに投資したいと思えばレバナスに投資をすればよいのですが、運用会社にはそのようなものはありません。

もともとNASDAQ100指数の2倍の値動きになるようなものはないから、運用会社が様々な商品に投資、調整して作り出しているんだね!

コクワくん
コクワくん

この運用会社によって作り出されたレバナスという商品に僕たちは投資をしているということになります!

このことからレバナスに投資されたお金は別の商品に投資されていることとなります。

では、レバナスに投資されたお金がどのような商品に投資されているのかを運用報告書で確認してみましょう!

場合によって内容は変化しますが、2019年10月19日~2020年10月19日の間では以下に投資をしたと記載されています。

  • 米国の短期国債(T-BILL)
  • ダイワ・マネーストック・マザーファンド
  • E-mini NASDAQ100種株価指数先物

ここで、「E-mini NASDAQ100種株価指数先物」という先物取引が出てきました!

オオクワくん
オオクワくん

やっぱりレバナスに投資されたお金は先物取引にも投資されているんだ!

超ハイリスクで危険と言われている先物取引に間接的に投資していることになるので、先物取引=危ないという認識を持っている場合、先物を利用しているレバナスも危ないとなってもおかしくありません。

ここで先物取引がなぜ危ないと言われているのかについて、理由を見ていきましょう!

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先物取引の危険性

先物取引について軽く説明すると、「あるものをある時期にいくらで買う約束をしておき、決済時に現実の価格の差に基づいて算出された金銭をやり取りする」というものが先物取引になります!

上の項で出てきた「E-mini NASDAQ100種株価指数先物」は、NASDAQ100指数を商品として売買できる先物取引なので、レバナスでは「E-mini NASDAQ100種株価指数先物」を使った先物取引を運用会社が行っています。

この先物取引が危険だと言われる特徴として、大きくレバレッジをかけられることになります。

先物取引では証拠金というものが求められ、証拠金を入れることでその何倍もの金額での約束が可能になります。

どの程度レバレッジをかけれるのかは都度変わりますが10倍~20倍、またはそれ以上というレバレッジをかけることも場合によっては可能です。

このレバレッジの使い方を間違えると大きな損失に繋がりかねないよ、、、

コクワくん
コクワくん

例えば、証拠金として10万円を入れてレバレッジ10倍かけれるとなれば100万円分の約束が可能になります。

ここで一か月後にある指数を100万円で買う約束をしたとします。

一か月後、買った指数が120万円に上がっていた場合は既に100万円で買う約束をしているので20万円分利益が出たという事になり、20万円を受け取れます。

オオクワくん
オオクワくん

これは万歳!問題なし!

逆に一か月後、買った指数が80万円に下がっていた場合は既に100万円で買う約束をしているので20万円分の損失が出たという事になり、20万円を支払います。

上記のように20万円の損失が出た場合、証拠金の10万円では損失をカバーできないので残りの10万円は追加でお金を入れなくてはなりません。

オオクワくん
オオクワくん

証拠金以上の損失がでちゃった!

この例は10万円の証拠金で10倍のレバレッジなのでまだ何とかなりそうですが、これが100万の証拠金で20倍、またはそれ以上のレバレッジをかけて損失が出た場合は大ダメージになりかねません。

先物取引が危険と言われている理由としてはこのようなことが起こり、数百万、数千万の借金を背負ってしまう可能性があるからです。

想像しただけでヤバい、、、

コクワくん
コクワくん

現物取引であれば最悪投資金が無くなるだけで借金にはなりませんが、先物取引でレバレッジをかけると大きな借金まで負う可能性があることから超ハイリスクと言われています。

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レバナスにも先物取引による危険性があるのか

結論から言うと、レバナスは先物取引による危険性やデメリットはありません!

オオクワくん
オオクワくん

ひとまず安心!

先物取引が危険になるのは無謀なレバレッジをかけているなど扱う側に問題があることによって発生します。

先物取引のリスクを理解し、適切な資金とレバレッジで扱えば先物取引は効果的に使うことができます!

レバナスでは運用会社がNASDAQ100指数の2倍の値動きに連動するように先物取引を行っているので、資金目一杯で何十倍ものレバレッジをかけているなどという事はありません。

もちろん運用会社で資金やレバレッジの調整を適切に行っているので、レバナス投資をしている側には追証といった追加資金を求められることもありません!

先物取引の運用は全て運用会社が行ってくれるので、先物取引を利用しているデメリットについては全く気にしなくても大丈夫です!

運用会社は運用のプロ!安心して運用をまかせよう!

コクワくん
コクワくん

レバナス投資はこのように追加資金を求められることもないので、自分のペースで積立投資をしていくことが可能です!



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