2022年5月現在、レバナスは大きく基準価額を下げています。
以下、SBI証券から抜粋した基準価額の値動きです。

一時、4万円を超えていた基準価額は2万5千円程まで下がっています。
投資をしているとこのように大きく下げているタイミングは「これ以上下がるのは嫌だ!」と焦って撤退する人が多くなりがちです。

恐怖感を感じて売ってしまう、という人は結構多いよ!
損失を大きくしないために多少の損失を承知の上で売る事を損切といいますが、レバナスでも下げ始めたタイミングで損切を行って撤退するべきなのでしょうか?
投資の世界では損切は重要と言われています。
レバナスと損切について個人的にはどのように考えているかについて、まとめていきたいと思います!
・レバナスで損切を行うべきか
・レバナスから撤退するタイミングは今なのか
レバナスで損切を行うべきか
個人的な考えですが、結論から書くとレバナスで損切は行うべきではないと思っています。
もちろん筆者もレバナスで損切したことは一度もないよ!

そう考えている理由を3つほど挙げてみます。
- 損切はタイミングが難しい
- 指数は更新されていく
- NASDAQ100指数は伸び続けると考えている
少しだけ、詳しく見ていきます。
損切はタイミングが難しい
株式の売買で難しいのがタイミングです。
安いときに買う、高いときに売る、と一見やることはシンプルなのですがこのタイミングを判断するのは、プロトレーダーでも100%はありません。
経験も知識も豊富なプロトレーダーの方でもそのような世界ですので、僕のような一般人がプロトレーダーよりも好成績を常に出し続けれるとは思えません。
損切したタイミングが底値だった、というのが最悪のシナリオですが意外とこうなってしまっている人も多いようです。(個別株で何度も経験済みです。。。)

自分が売った瞬間に上がり始めるのは株あるあるだよね、、、
知識や経験がある人であればタイミングを計って損切が上手くできるかもしれませんが、多くの人にはなかなか難しい部分だと思います。
指数は更新されていく
そもそもレバナスはNASDAQ100指数を指標としているので、ある程度の分散投資ができています。
個別株投資で倒産しそうな企業に投資していれば損切したほうが良いと思いますが、指数に投資をしているのであれば損切は基本不要だと思います。
NASDAQ100指数も含まれる企業は毎年入れ替わるので、業績が悪く指数から外れる企業があれば、別の業績の良い企業が指数入りすることもあります。
このように指数は勝手に更新されていくので、個別株のように1企業の業績が悪いから損切が必要になるほどクリティカルな問題にはなりにくいです。
個別株投資だとこうはいかないから、指数に投資しているメリットと言えそうだね!

NASDAQ100指数は伸び続けると考えている
レバナスに投資をする上でベースはこう考えていることが前提です。
今後伸び続けないと考えている分野に好んで投資をする人はいないと思います。
NASDAQ100指数にはGAFAMをはじめとしたハイテク企業が多く含まれており、現在までも技術の発展と共に大きく伸びてきた分野です。
生活には欠かせない企業が多いので、今後も伸び続けると考えています。
一時的に基準価額が落ちたとしても、長い目で見ると伸びると考えているので下げたとしても焦ることはありません。
レバナスから撤退するタイミングは今なのか
レバナスから撤退するタイミングは今(落ちている時)ではありません。
落ちている時は撤退どころかむしろ参入するタイミングだと思います。
株は安いときに買うのが鉄則です。
NASDAQ100指数は今後も伸びると考えているのであれば、安くなっている時が買い時と判断できます。
⇒【レバナス投資の前提】持ち続ける事と買い増しの重要性【レバレッジNASDAQ100】
しかし、多くの人は安くなっている時に恐怖心に耐えられず売るという逆の行動をして損しがちです。

恐怖を感じると冷静な判断ができなくなる、とよく言われるよね
安いときに買うというのはシンプルに感じるけど、いざ目の前にすると踏み出すには勇気が必要なんだね

もし、落ちている時にレバナスを持っているのであれば売る前にNASDAQ100指数はもう伸びないかどうかを考えてみてください。
伸びないと考えているのであれば損切した方がいいですし、伸びると考えているのであれば買い増ししていくのがいいと思います。
過去のデータになりますが、レバナスは大きな暴落を何度も経験してきています。
⇒【下落相場】レバナスはどこまで下がる?下落率を予想【レバレッジNASDAQ100】
しかしそのたびに復活してきて伸びています。
下がっている時に買っていれば大きな利益に繋がっていたということです。
今後も必ずこうなるとは言えませんが、一つの参考にはなると思います!
まとめ
個人的な考えですが、レバナスは損切をせずにひたすら買い増ししていく方がいいと思います。
やはり一番は損切のタイミングが難しいことになります。
損切のタイミングがしっかりと分かっている人や、短期でレバナス投資をしている人であれば損切をした方が良くなることもあると思いますが、長期でレバナス投資を考えている方であればむしろ買い場だと思っています!
レバナス積立投資のシミュレーションを10年と20年で行ってみた結果、レバナスと積立投資の相性は良さそうだという事も分かっています!
⇒レバナス積立投資シミュレーション!直近10年と20年【レバレッジNASDAQ100】

何度も大きな下落を経験しているけど、それ以上に大きな利益を出していることが分かると思うよ!
このことからも、下落中でもしっかりと積立をしていくことが重要だと考えて僕は買い増しを実行しています!