レバナスについて

【出口戦略】レバナスの取り崩し方を考える【レバレッジNASDAQ100】

投資をしているのであれば、やはりいつかは売却をして現金に換えていく方がほとんどかと思います。

この株や投資信託などを取り崩して現金にしていく事を出口戦略とも呼んだりします!

出口戦略にも色んな方法とその特色があり、出口戦略一つで資産の寿命が左右されると言っても過言ではありません。

今回の記事ではそんな出口戦略についてまとめていきます!

本記事の内容

・出口戦略の種類
・レバナスの出口戦略をどうするか

どのような取り崩しをすれば資産が長生きするか、レバナスのおすすめの取り崩し方などについても考えていくので、よければ参考にしていただけたらと思います!

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出口戦略の種類

出口戦略にもたくさんの方法がありますが、今回は再現しやすいシンプルな手法をメインに考えていきます!

それぞれのメリット、デメリットも併せて簡単に紹介しています!

一括で取り崩す

あるタイミングですべての株や投資信託を売り、現金化する方法です。

メリット

  • 株価の下落に巻き込まれて資産が減る可能性がなくなる

デメリット

  • 株価の上昇によって資金が増加する可能性がなくなる

全て現金化してしまうので、値動きによって資産が減るという事は無くなりますが、増えることもなくなります。

使えば使うだけ減っていくことになるので、よっぽどまとまった金額でない限りは資産が0になる可能性が高いでしょう。

もし保有している株や投資信託が2億、3億ぐらいあれば一括で売ってしまっても生活は可能かもしれませんが、その額までになるのはかなりの時間が必要になってきます。

定額で取り崩す

毎月や毎年の決まった周期で固定の金額分の株や投資信託を売り、現金化していく方法です。

例えば毎月10万円を取り出すと決めたのであれば、毎月10万円分の株などを売り現金化していきます。

メリット

  • 安定して一定の現金を引き出すことができる
  • 株価の上昇によって資産が増加する可能性がある

デメリット

  • 投資額、取り崩し額、値動きのバランスによって資金が底をつく可能性がある

この方法であれば毎月10万ずつ取り崩したとしても、株などが毎月10万以上値上がりをしていれば資産は減らずむしろ増えていきます。

しかし、逆に株などが毎月10万円以上値上がりしなければ、取り崩し額との差分で資産は減っていきます。

この資産の増加額と取り崩す額のバランスに気を付けないと、場合によっては資産が底をついてしまうという事に繋がります。

割合で取り崩す

毎月や毎年の決まった周期で固定の割合分の金額の株や投資信託を売り、現金化していく方法です。

例えば毎月1%を取り出すと決めたのであれば、毎月1%分の株などを売り現金化していきます。

メリット

  • 資金が底をつくことがなくなる
  • 株価の上昇によって資産が増加する可能性がある

デメリット

  • 安定した金額を取り崩せない可能性がある

この方法であれば割合で資産を取り崩していくので、資産が0になってしまうという事態を避けることができます。

値上がりによる資産の増加も期待できます。

しかし、値下がりなどで資産が減ってしまうと、最低限必要と想定した金額分の取り崩しができないことも考えられます。

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レバナスの出口戦略をどうするか

ここまでで再現しやすいシンプルな出口戦略を3つ紹介しました!

では、レバナスの出口戦略をどのようにしていくかについて考えていきます。

まず初めにですが出口戦略にはこれ!といった正解がありません。

株は買うより売る方が難しいと言われることもあるので、最適な方法を見つけるのはなかなか難しいです。

ですので、ここからは僕の考えが多く含まれていることをご了承ください_(._.)_

リスクを考えると割合で取り崩す方法が一番メリットが大きい

まず一番怖いのが、資産が底をついてしまう事だと考えます。

(もし株や投資信託で2億ぐらいあるのであれば全て現金化しても生活はできると思うので、そのぐらいの資産があれば話は別になります、、、)

かなりの資産がないのであれば、資産が底をついてしまう可能性がある「一括で取り崩す」「定額で取り崩す」はリスクが大きいと思います。

それに対して「割合で取り崩す」場合は資産が底をつく可能性は基本ありません。

デメリットである取り崩す額が不安定であることも、その時だけ節約をする、ちょっと働くなどの対応をすることで補うことができます。

上記のデメリットの大きさを考慮すると、僕は「割合で取り崩す」のが一番デメリットを抑えつつ取り崩しして行けるのではと考えます。

以前、レバナスでセミリタイアを「定額で取り崩す」「割合で取り崩す」といった考え方で実行するとどのようになるかをまとめました。

この記事でも「定額で取り崩す」場合に、底をついてしまうパターンがあったのでそのような事態を避けるためにも、工夫が必要だと思います。

「割合で取り崩す」場合の考えとしては、レバナスでシミュレーションした場合、多くても毎月2%程度がいいと思います。

それ以上だと、資産が減る速度のほうが速くなってしまう可能性が高くなってきます。

定額で取り崩す + 場合によって割合で取り崩す特殊ルールを使う 

少し工夫してルールを作るというのも1つの手だと思います!

先ほどの記事の最後の方にも書いているのですが、例えば

  1. 毎月初に12.5万円(税金を考慮)を引き出す事を基本ルールとする【定額で取り崩す】
  2. レバナス総資産の2%を求める
  3. 2で求めた金額が1の基本ルールより少なければ、2で求めた金額だけ引き出す特殊ルールを適用する【割合で取り崩す】

上記のような取り崩し方も考えられます。

この方法は基本的には「定額で取り崩す」ルールを行いますが、資産が減ってきた場合は「割合で取り崩す」ルールを行い、回復を待って資産を長生きさせようという考え方です。

割合で取り崩す + 暴落時には余剰資金で乗り切る

この考え方はレバナスが順調な時に割合で取り崩し、必要分以外の金額は現金で保持して余剰資金として取っておく考え方です。

  1. 毎月初にレバナスの資産の2%を引き出す事を基本ルールとする【割合で取り崩す】
  2. 毎月使用する金額は10万円と決め、1.で引き出した額の残りは現金として保持しておく
  3. レバナス暴落時は1.のルールを行わず、2.で用意した現金で生活し、レバナスが回復するのを待つ

暴落時にできるだけ取り崩さないようにすると資産は長生きします。

そのためレバナスが順調で伸びている時は2%程度を引き出し、使用しない分は余剰資金としておくことで、暴落時にはレバナスを切り崩さなくてもよい状況を作っておくということです。

ただどこまで落ちたら下落とするかなどの判断は必要になってくるので、少し考えなくてはいけない点があるかもしれません。

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まとめ

出口戦略と言っても様々な考え方があります。

難しい部分でこれといった正解は出せませんが、「割合で取り崩す」方法を取り入れることで資産が底をつくことが基本的になくなるので、「割合で取り崩す」方法を取り入れる事が一番よいと考えています!

レバナス投資で「割合で取り崩す」場合は、多くても毎月2%程度が限度だと思います。

もっとリスクを減らすのであれば、毎月1%などに下げることでよりリスクを抑えることができるので、資産状況を見て自分に合った割合で行ってください。

僕はまだまだレバナスに全力投資を継続するので、出口戦略を取るのはまだ先の話になりそうです。

レバナス積立投資のシミュレーションを10年と20年で行ってみた結果、レバナスと積立投資の相性は良さそうだという事も分かっているので、まだまだ積立投資を続けていきます!

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