レバナスについて

レバナス否定派、反対派の理由を知る!【レバレッジNASDAQ100】

レバナスは危険だという話はよく聞きます。

危険と言われるには理由があるので、今回はレバナス反対派の意見について一つずつ見ていってみようかと思います!

初めに言っておきますが僕は全力レバナスをしているので、レバナス否定派、反対派とは真逆の位置にいますが、レバナスに反対する意見も理解できます。

その上でどう考えているのか、許容しているのかを書いていく記事になります!

レバナスに投資するのであれば、リスクを許容できるかどうかが普通の投資信託よりも重要と考えているので、リスクを許容できなければ僕も否定派だったと思います。

本記事では正解、不正解という事を言いたい訳ではないので、あくまで投資信託選びの参考になればと思います!

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レバナス否定派、反対派の理由 & 筆者の考え

ここからレバナス否定派、反対派の理由、意見を先に書いて、それに対する僕の考えをまとめていきます。

値動きが激しい

レバナスはレバレッジをかけているので値動きが激しい特徴があります。

このこともあり、一度大きく下落すると5割~8割ほどの下落をすることがあり得ます。

確かに数か月で資産が半分以下になってしまうのは耐えがたいです。

この下落中に我慢できなくなって売ってしまうとそこで大損は確定します。

ただレバナスは今まで何度も大きな下落を食らっても、回復して暴落前以上の伸びを今までは見せています。

どんなに下落しても、ホールド&買い増ししていくぐらいの気持ちで向かっていけば結果大きな利益を出せていました。

ただ今後も100%大丈夫か、と言われれば絶対はありません。

僕自身はNASDAQ100指数は伸び続けると考えています。

レバナスは過程が険しいので、それに耐えられなければ確かにレバナスは向いていないと思いますが、最終的な利益が大きければよい、と割り切って保持できるのであればパフォーマンスはかなりよいと思っています。

信託報酬が高い

レバナスの信託報酬が高いのはその通りです。

ただ信託報酬が多少高くてもそれ以上のパフォーマンスを出せるのであれば、信託報酬が高いからダメ、と一概には言えないと考えます。

以下、2011年~2021年8月までのS&P500とレバナスの比較チャートです。

レバナスはもちろん信託報酬も計算に入れています。

※レバナスはNASDAQ100指数の日々の値動きの2倍になるように作成。信託報酬はiFreeの0.99%+隠しコスト0.18%で計算

信託報酬が高いといっても、最終的に信託報酬は気にならないぐらいの利益がS&P500と比べても出ています。

今後もこうなるとは言い切れませんし、信託報酬が安いに越したことはありませんが、レバナスのパフォーマンスをみると信託報酬が高いからダメ、という理由は少し弱いかもしれません。

2021年には楽天レバナスが登場して、信託報酬が0.77%と更に安いレバナスも出てきたこともあり、信託報酬のデメリットは小さくなってきています。

逓減リスクがある

逓減リスクは横ばいの値動きを続けた場合に発生するリスクです。

逓減リスクは確かにあります。

レバナスに投資をするのであればNASDAQ100指数は今後も伸び続けると考えている前提だと思うので、今後NASDAQ100は伸びない、横ばいになると考えているのであれば、その通りですのでレバナス投資はやめておいた方がよいでしょう。

ちなみに逓減の影響がどれほどあったか、直近10年(2011年~2021年8月末)のレバナスのパフォーマンスでみてみた記事もあるので良ければ参考にしてみてください。

上記記事では10年ですが、もし20年積立していたらのデータが見たいのであれば以下の記事も参考になるはずです!

ITバブル崩壊の歴史がある

ITバブル崩壊はNASDAQ100指数に大きな影響を与えました。

もちろんNASDAQ100指数に2倍レバレッジをかけたレバナスはもっと大きな被害となっています。

どのぐらいのダメージだったかというと20年経っても回復しきれたかどうかぐらいのダメージです。

もし、今後もITバブル崩壊が起きればレバナスはかなり厳しい状況になるので、ITバブル崩壊レベルの暴落が再度起こると考えているのであればレバナス投資は確かに危険です。

ですが、僕は今後もITバブル崩壊レベルの暴落が起こる可能性は低いのではないかと考えています。

なぜITバブル崩壊が起こったのかを考えると、今後もそのような状況になるとは現状では思えないためです。

ITバブル崩壊についてと、なぜ起きないと考えているかは以下記事を参考にしてみてください。

繰上償還の可能性がある

投資信託には償還日が繰り上げられて、強制的に精算される可能性があります。

繰上償還されるにも色んな条件があるのですが、現状レバナスは繰上償還されるレベルではありません。

繰上償還される条件とレバナスはその条件に対してどうなっているかもまとめたので見てみてください!

一つ懸念点があるとすれば、ITバブル崩壊レベルの暴落が来た場合は繰上償還となる可能性が否めないことです。

僕はたとえITバブル崩壊が万が一来たとしても、ドルコスト平均法で積み立てていくつもりですが繰上償還されたのであればどうしようもありません。

やはり、ITバブル崩壊が再度訪れる!と考えているのであればレバナスはやめておいた方がいいでしょう。

レバレッジ商品は長期には向かない

レバレッジ商品は長期投資に向いていないと言われます。

それは今まで紹介してきた、値動きが激しい、信託報酬が高い、逓減リスクがあるなどと言った点が長期になればなるほど影響が大きくなりやすいからです。

実際、レバナスはNISAから外される予定だったりするので国からレバレッジ商品は長期積立に向かないと言われているも同然ではあります。

ただ、本当に長期に向いていないのかどうかチャートにしてみるとそんなことはないように感じました。

20年積立をしていれば、大きな利益になっていることが分かります。

論より証拠ということもあって、実際に長期積立をしていたら大きな利益になっていたので一概にレバナスは長期投資は向かない、とは言えないかと思います。

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まとめ

と、今までまとめてみましたがあくまで僕の考えが多く含まれているので過信はしないでください_(._.)_

もしレバナスに長期での投資を考えているのであれば、指摘されているリスクを自分は許容できるかどうかを考え、それが許容できるのであれば大きなパフォーマンスに期待してレバナス投資をしてもいいと思います!

実際に10年と20年で積み立てシミュレーションをしてみた結果、レバナスと積立投資の相性は良さそうだという事が分かっています。

このことからも、レバナスは長期に向かないと言われていますが、しっかりと積立をしていくことが重要だと考えて実行しています!

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設定しておくだけでお得になるので、まだ口座開設をしていない、積立設定をしていない方はぜひ以下の記事を参考に設定してみてください!

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