僕は現在レバナスに全力投資をメインに投資をしています。
もちろんレバナスは今後も大きく伸びると考えているので全力投資をしているのですが、今回はレバナスの期待リターン(想定利回り)を計算してみようと思います!

どのぐらいのリターンになるのかは気になるね!
期待リターンを求めるにあたって、ある程度長い期間で考えた方がよいので最大で20年ほどの期間で考えてみようと思います!
・レバナスの過去リターン(平均利回り)を計算
・どのくらいの期待リターン(想定利回り)が現実的か
レバナスの過去リターン(平均利回り)を計算
まずレバナスの過去のデータからリターン(平均利回り)を求めてみます!

過去の伸び率の平均が期待できるリターンの参考になるはず!
以前、レバナスの平均利回りを計算してみた記事があるのでこの記事からデータを引用してきます!
⇒レバナス運用の平均利回りを計算してみる【レバレッジNASDAQ100】
上記の記事から引用したデータを書き出してみると
- 設定来のレバナスの平均利回りを求めると約60.01%
- 直近10年のレバナスの平均利回りは約36.50%
- 直近20年のレバナスの平均利回りは約4.08%
となります。

代表的なS&P500指数の平均利回りは7%程度だと言われているよね!
この数字をみると直近10年でみるとレバナスはとんでもない平均利回りになっていることが分かります。
逆に直近20年になると一気に平均利回りが下がっていることもわかりますね。
直近20年だとITバブル崩壊の影響が大きくて、平均利回りがガクッと落ちてしまうんだ、、、

ただし上記のデータは元記事を見てもらうとわかる通り、2021年8月31日までのデータを最新としています。
2022年5月現在はレバナスは下落相場に入っているので、現在のデータで平均利回りを求めると上記の数値より少し下がります。
それも考慮して、現実的に期待リターンはどの程度になりそうかも考えてみます!
どのくらいの期待リターン(想定利回り)が現実的か
直近20年までのデータでなぜ平均利回りが低くなっているのか
先程も軽く触れましたが、直近20年までのデータをみると平均利回りが大きく下がってしまいます。
これはITバブル崩壊の影響によるものです。

それだけITバブル崩壊はレバナスにダメージを与えたよ、、、
度々レバナスは下落を経験しては復活していますが、このITバブル崩壊だけはレベルが違いました。
ITバブル崩壊がレバナスにどのぐらいのダメージを与えたのか、ITバブル崩壊は再来するのかどうかについては以下記事で詳しくまとめています。
⇒ITバブル崩壊がレバナスに与えた影響と対策。再来の可能性は?【レバレッジNASDAQ100】
もし、今後もITバブル崩壊のような出来事が起こると考えている場合はレバナスへの投資はやめておいた方がいいです。
ITバブル崩壊は20年という時間をかけて復活しましたが、流石にこんなに長い期間復活を待つのはかなり辛いです。
多分、耐えられる人は本当に少ないと思う、、、

ドルコスト平均法を使い暴落時に仕込むことはできますが、繰上償還のリスクもあるなど、とにかくITバブル崩壊が起こると考えている場合はレバナスは危険です。
⇒レバナス償還リスクの可能性は?繰上(早期、強制)償還【レバレッジNASDAQ100】
現実的な期待リターン(想定利回り)を考える
上記でもあったようにITバブル崩壊があると考えているのであればレバナス投資はしないほうがよいです。
個人的にはITバブル崩壊は訪れないと考えているので、レバナスに全力投資をしている背景があります。
ですので、ITバブル崩壊の影響は加味しない場合の平均利回りを求めて、それを元に期待リターンを考えてみようと思います!(ついでに比較対象として、S&P500の同期間の期待リターンも求めます。)

ここからはITバブル崩壊のような出来事は起こらないと想定しているよ!もし第2のITバブル崩壊が起こると考えている場合は参考にならないから注意!
ITバブル崩壊の影響は加味しない平均利回りを求める条件は以下とします。
- 期間は2003年1月2日~2022年4月25日
- 2003年1月2日に基準価額が10000円と仮定
- レバナスは信託報酬+隠しコストも加味(0.99%+0.18%)
ITバブル崩壊のダメージが大体落ち着いてきたのが2003年頃だと判断したので、まずはこれでS&P500指数とレバナスの比較チャートを作成します。
※2003年からレバナスはないので、NASDAQ100指数の日々の値動きの2倍になるように計算し作成。

上記チャートから得られた金額を用いて平均利回りを求めてみます!
チャートをみただけでも、結構な差がありそうだね!

今回、平均利回りを求めるにあたって、CAGR(年間総成長率)を使用します。
CAGRは投資後の利益が再投資される前提として、時間の経過と共に成長する平均率になります。
この成長する平均率を今回は平均利回りとしていきます!
S&P500の平均利回り
- 該当期間は 2003/01/02~2022/04/25 とする
- 2003/01/02の基準価額は10000円
- 2022/04/25の基準価額は47110円
この数値からS&P500の大体の平均利回りを求めると約8.35%となります。
S&P500の平均利回りは約7%と言われているけど、少し調子がいい感じの結果だね!

レバナスの平均利回り
- 該当期間は 2003/01/02~2022/04/25 とする
- 2003/01/02の基準価額は10000円
- 2022/04/25の基準価額は532637円
この数値からレバナスの大体の平均利回りを求めると約22.86%となります。

S&P500と比較してみても、かなり高い!
ITバブル崩壊を除けば、その後のリーマンショックやコロナショック、2022年年初からの暴落などを含めてもこのぐらいの平均利回りとなっています。
ITバブル崩壊レベルの暴落が起こらないと仮定して、この数値をそのまま鵜呑みにするのであれば約22.86%がレバナスの想定利回りとなります。
ただ、やっぱり少し少なめに見積もっておいた方が何かといいと思うので、現実的なレバナスの平均利回りは年15%~20%程度と考えておいた方がよさそうです!
少なめに見積もってもこれだけの利回りがあれば凄すぎる!

この数字は過去のデータから算出したもので、これからもこのようになると断定するものではないことはご了承ください_(._.)_
まとめ
色々と計算してみて、ITバブル崩壊を考慮しない直近20年程度のレバナスの平均利回りは約22.86%程度になるということが分かりました!
期待リターン(想定利回り)はこれより少なく見積もって、現実的なレバナスの平均利回りは年15%~20%程度と見ておけばよいかと思います!
この数字は今後絶対こうなると断言ができるものではないので、鵜呑みにはしないほうがよいです!

あくまで参考程度のデータだよ!
ただしこの期待リターン(平均利回り)の高さがレバナスの魅力ですし、僕が全力投資している理由の1つになります!
レバナスは値動きが激しく大きな下落もありますが、下落を耐えてホールドしているだけでトータルの期待リターンはかなり高いものになります。
ですので値動きの大きさに左右されずに、冷静に積立投資を続けていくのが個人的には一番いいと思っていますし、僕もそうしています!
想定利回りの高さからも、レバナスと長期積立の相性はいいと考えているよ!

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