投資信託は1日1回算出される基準価額と呼ばれる価格で取引が行われます。
投資信託は申し込んでから実際に購入されるまでには時間がかかり、申し込んだ時点ではいくらで購入できるかは分かりません。
そこで、今回は以下の疑問について調べます!
- 投資信託はいつの基準価額で取引されるのか
投資信託によっても違いがあるので、申込をしたのに反映されていない!?とならないように覚えておきましょう!
投資信託はいつの基準価額で取引されるのか
結論から言うと、約定日の基準価額で購入、換金が行われます。
投資先が国内の場合は当日に約定、投資先が海外の場合は翌営業日に約定されます。
つまり、国内であれば申し込みをした日の終値から算出された基準価額で翌営業日に購入、海外であれば申込をした翌日の終値から算出された基準価額で翌々営業日に購入となります。
こんがらがってきたので図を用意してみました。

投資信託では申込時には基準価額は分かりません。
そして終値から算出した基準価額が公表される日は証券会社によってばらつきがあります。
例えば上記の図で言うと、2021年7月12日の基準価額に12,000円と算出と書いてあります。
これは2021年7月12日の終値から算出された基準価額ということですので、この算出された値は2021年7月13日の午前5:30に公表されるということもあるということです。
基準価額の更新タイミングについては以下の記事も参考にしてみてください。
⇒レバナス基準価額の更新時間、反映はいつ?【レバレッジNASDAQ100】
さいごに
投資信託は申し込んでから購入されるまでに少し時間がかかります。
上記のことを知っておくと注文したのに購入されていない!?とならずに済みますね!
最初はなかなか複雑に感じますが、覚えておくと焦らなくて済むのでいいかもしれません!
しっかりと上昇を続ける投資信託への積立投資を行っている場合は、投資信託の約定タイミングなどは気にしなくてもいいです。
その場合でもドルコスト平均法だけはしっかりと行えるように、積立はやめないようにしましょう!