レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)は信託報酬が0.99%/年となっています。
信託報酬とは投資信託を運用する際にかかるコストのことで、経費率や手数料だと考えてもらって大丈夫です!
投資信託への投資をする際にはこの信託報酬を確認することはもちろん重要なのですが、実は隠れコストと呼ばれる信託報酬以外のコストもあります。
今回はレバナスの信託報酬と隠れコストについて詳しくまとめていこうと思います!
・レバナスの信託報酬(基本コスト)
・レバナスの隠れコスト
・レバナスのトータルコストはどのくらいか
どのくらいコストがかかっているのかを知ることは、投資信託選びの重要なポイントです。
もしレバナスの運用を考えているのであれば、レバナスのコストについても理解しておきましょう!
レバナスの信託報酬(基本コスト)
「iFreeレバレッジNASDAQ100」の目論見書に記載されているものは以下になります。
購入時手数料(税込):最大2.2% ※SBI証券、楽天証券などのネット証券で購入すると無料
信託財産留保額 :なし
信託報酬(税込・年):0.99%
購入時手数料はネット証券のSBI証券や楽天証券で購入すると無料となりますので、購入時手数料は無料になるところで購入するようにしてカットしましょう!
ちなみに、楽天証券から「楽天レバレッジNASDAQ100」が2021年11月17日に設定され、こちらは信託報酬が0.77%と更に安くなっています!
詳しくは以下の記事でまとめていますので、こちらも参考にしてみてください!
レバナスの隠れコスト
隠れコストとは
投資信託では実際に運用してみないとどのくらいかかるかわからないコストがあります。
それをまとめて隠れコストと呼んだりします。
隠れコストについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
ここでは隠れコストはどのようなものがあるのかを知っている必要はありません。
運用してみないとわからないコストがあって、それも払っているという事を知っておけばOKです!
レバナスの隠れコスト(2019年10月19日~2020年10月19日)
隠れコストは運用状況によって変化するので、毎年同じ値になるとは限りません。
しかし、ある程度の目安を掴むことができるので前年などの隠れコストを確認するとよいでしょう。
今回は「iFreeレバレッジNASDAQ100」の2019年10月19日~2020年10月19日の期間にかかった隠れコストを目安に見てみます。
隠れコストを確認する際は運用報告書を確認すれば分かります。
以下、該当期間(2019年10月19日~2020年10月19日)の運用報告書の抜粋です。

信託報酬は0.993%と実際には0.99%よりも少し多くかかっているようです。
隠れコストは信託報酬以外のコストをまとめたものですので、今回は
売買委託手数料:0.038%
その他費用:0.142%
が隠れコストということになります。
これを合計すると0.18%となり、隠れコストは0.18%かかっているということが分かります!
レバナスのトータルコストはどのくらいか
「iFreeレバレッジNASDAQ100」では信託報酬は0.993%、隠れコストは0.18%かかっているという事が分かりました。
これらの値を足すことでトータルコストを出すことができます。
0.993% + 0.18% = 1.173%
となり、トータルコストは1.173%程度かかっているということになります。
先ほどの運用報告書抜粋では合計の部分に1.172%と記載されていますがそれがトータルコストだとみることもできます。(小数点の関係で素直に足した値と運用報告書の合計で少しズレがありますが、運用報告書の合計が正しい値のはずです)
年によって隠れコストは変動してくるのでこれからもこの値だとは言えませんが、多く見積もってレバナスの運用コストは1.2%/年ぐらいと見てよさそうです。
まとめ
投資信託ではレバナスに関わらず隠れコストがかかってきます。
投資信託選びの際には隠れコストも確認するようにするとよいでしょう!
レバナスのコストは他の投資信託と比べると安いとは言えないので長期積立投資には向いていないと言われていますが、実際に10年と20年で積み立てシミュレーションをしてみた結果、レバナスと積立投資の相性は良さそうだという事が分かっています。
このことからも、レバナスはしっかりと積立をしていくことが重要だと考えて実行しています!
積立投資ではSBI証券や楽天証券で積立設定をしておくと毎月自動で積立投資をしてくれるだけでなく、ポイントが貯まり、そのポイントで投資もできるので毎月お得に投資ができるメリットもあります!
設定しておくだけでお得になるので、まだ口座開設をしていない、積立設定をしていない方はぜひ以下の記事を参考に設定してみてください!