レバナスなどのレバレッジ商品は値動きが激しい特徴があり、そのことからも危険と言われることが多くあります。
特にこの大きな値動きによってレバナスが危険と言われる背景の一つとして、ITバブル崩壊の大暴落が挙げられます。
ITバブル崩壊がレバナスに与えた影響については、以下の記事が参考になると思います。
このITバブル崩壊時にレバナスは甚大な被害を受けたのですが、その後にリーマンショックの追い打ちも続き、レバナスにとっては大きな逆風となりました。
今回の記事ではリーマンショックの方に焦点を当て、リーマンショックについてと、レバナスに与えた影響とその対策について考えていきます!
・リーマンショックとは
・リーマンショックがレバナスに与えた影響
・リーマンショックが訪れたらレバナスはどうするべきか
レバナスに投資をするのであれば過去の暴落時の状態を知り、どうするべきかも考えておいた方が良いと思います!
リーマンショックとは
リーマンショックは2008年に、投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことによって起こりました。
アメリカ合衆国で住宅市場の悪化による住宅ローン問題などのきっかけで、巨大な証券会社である「リーマン・ブラザーズ」が倒産、その波紋が世界に広まり金融危機を招くまでに至った出来事です。
これにより多くの企業が影響を受け、株価も大きく下がる事態となりました。
リーマンショックがレバナスに与えた影響
ではリーマンショックがレバナスにどのような影響を与えたのかをチャートで見ていきましょう。
リーマンショックが起きたのが2008年なので、2008年から2010年までのチャートを作成しました。
比較としてS&P500指数、NASDAQ100指数のチャートも含めてみました。
※レバナスの2008年からのチャートはないので、NASDAQ100指数の日々の値動きの2倍を想定して作成。レバナスのスタートの金額はNASDAQ100指数と同じ価格からスタート

リーマン・ブラザーズが経営破綻したのは2008年9月15日になるので、ちょうどそのころから大きく下落しているのが分かると思います。
S&P500指数、NASDAQ100指数も大きく下げていますが、やはりそれ以上にレバナスが暴落していますね。
しかし、チャートの先を見ると2年程度でかなり元値近くまで戻ってきていることも分かります。
リーマンショックの影響は確かに大きいのですが、ITバブル崩壊の時と比べるとまだまだぬるい暴落だと感じてしまいます。。。
リーマンショックが訪れたらレバナスはどうするべきか
リーマンショックレベルの暴落は今後もあると思います。
じゃあレバナスに投資をしないほうがいいの?と言われると僕はそうは思いません!
理由としてはリーマンショックレベルの暴落であれば、長くても数年で回復しているからです。
リーマンショック後の動きを確認するために、2008年から2021年8月までのチャートも作成したので見てみてください。
※レバナスの2008年からのチャートはないので、NASDAQ100指数の日々の値動きの2倍を想定して作成。レバナスのスタートの金額はNASDAQ100指数と同じ価格からスタート

2008年にリーマンショックが起こっていますが、その後のパフォーマンスまで追ってみるとレバナスが圧倒的な利益を出していることが分かると思います。
リーマンショックの後にもレバナスの株価が半値ほどに下がっているタイミングがいくつかありますが、どれもしっかりと数か月~数年で戻していることも分かります。
個人的にはリーマンショックレベルの暴落であればレバナスはしっかりと回復すると思いますし、暴落の幅を気にするよりも、最終的なパフォーマンスを考えた方がよいと思います!
もちろん暴落すると不安ですが、しっかりとドルコスト平均法で買い増していくだけで最終的なパフォーマンスは良くなっていくでしょう!
ドルコスト平均法って何?ドルコスト平均法は本当に有効なの?という方は、レバナスにドルコスト平均法は有効なのかどうか検証した記事もまとめているので見てみてください!
もし気にするのであれば、リーマンショックよりもITバブル崩壊が起こるかどうかを気にした方がいいです、、、
リーマンショックの比ではない程のダメージを受けていますので、、、
まとめ
リーマンショックのような暴落は今後も起こると思いますが、特に気にせずドルコスト平均法でレバナス投資を続けても問題はないと個人的には思っています。
ITバブル崩壊レベル以外の暴落はむしろチャンスと考えているので、今後も気にせずレバナスに全力投資をしていきます。
下落中でもしっかりと積立をしていくことが重要だと考えて実行しています!
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