投資では放置(投資後は全く何もしない)や、気絶(投資したことを考えない)というような言葉が使われることがあります。

端的に言うと、どちらもいじらずに長期投資するということです!
レバナスに限った話ではないのですが、特にレバレッジ商品に関しては長期投資が向いている向いていないで意見が分かれてくるところになります。
ネットなどの意見をみるに、レバナスなどは長期投資には向いていないという意見の方が多く見られると感じます。
そこで今回はレバナスは長期投資と短期投資どちらが向いているのか、放置&気絶との相性はどうかについてを考えていきたいと思います!
レバナスは長期投資か短期投資か
レバナスが長期保有に向かないと言われる理由(短期投資がいいと言われる理由)や、逆に長期保有に向くと思う理由などは、以前に詳しくまとめているのでこちらの記事から抜粋して紹介します。
⇒【金融庁NG】レバナス長期投資はダメ?保有、積立の相性【レバレッジNASDAQ100】
より詳しく見たい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
短期投資がいいと言われる理由(長期投資に向かない理由)
1.信託報酬が高い
信託報酬(手数料のようなもの)がレバレッジ商品は高めに設定されています。
信託報酬が高いということは保有している限りはそのコストを支払わなくてはいけないため、長期投資するとコストが嵩むという理由からよく言われる部分です。
信託報酬はこちらではどうにもできない部分だしね、、、

2.値動きが激しい
レバレッジ商品は基本的に値動きは激しくなりがちです。
長期で保有するということは、この激しい値動きに耐えるか無視するしかありません。
一気に半値に下がる時もたまにありますし、そうなった時に怖くなって売ってしまうと大損が確定していまうため、長期投資には向かないとも言われています。
3.逓減の可能性がある
逓減とはジワジワと減っていくという意味で、レバレッジ商品は元指数が上下の値動きを繰り返すだけで、資金がジワジワと減る特性を持っています。
元指数が下げか横ばいなら損、上げであれば利益となることから確率的に損のほうが多いというような意見もあります。

この意見は下げ、横ばい、上げの確率や変動幅が同じと仮定すればそうなるかもしれませんが、現実そんな単純な動きはしないので個人的には外れていると思います!
ただし逓減自体があることは事実なので、長期投資をすればするほど逓減するタイミングも増えると言えます。
長期投資がいいと言われる理由
1.NASDAQ100指数が好調かつ伸びに期待ができる
レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きになるように設定されているので、元指数となるNASDAQ100の動きに左右されます。
生活を豊かにしていくためには欠かせない分野、企業が多く含まれており、ここ10数年は特にNASDAQ100指数の伸びはすさまじいです。
これからの生活にも欠かせない分野や企業であるので、一時的に下げたとしてもまだまだ伸びていくと考えられます。
2.複利が効く

上記の画像はNASDAQ100指数が一方的に上昇を30日続けた場合の、NASDAQ100指数とレバナスの伸びを表したグラフです。
NASDAQ100指数が上がり基調の場合は、実際のNASDAQ100指数からどんどん乖離して利益が増えているのが分かります。
これは利益にも更に利率がかけられて複利の効果が発揮されている状態です。
長期で見た時に基本NASDAQ100指数は上がり続けるのであれば、このような複利の効果も得られるようになってきます。
3.運用結果がダントツで良い

上記画像は2010年1月に10,000円を投資したと仮定した場合のシミュレーションチャートになります。
※2010年にレバナスはないので、NASDAQ100指数の2倍の値動きになるように作成。
一目で分かりますが、もしレバナスに2010年から投資していたらS&P500指数と比べても大きな利益がでていることが分かります。
あくまで過去のデータなので今後の保証ができるものではありませんが、NASDAQ100指数はまだまだ伸びると考えるのであれば、この伸び率は大きな魅力です!
レバナスは放置&気絶でいいのか
個人的な考えになりますが、レバナスは放置&気絶でいいと思います!
僕はレバナス全力投資をしていますがずっと放置&気絶です。
もちろん毎月積立で買い増しはしていますが、売ることは考えていません。
2022年の初め~2022年6月頃までレバナスは大きく下げて半値を割りましたが、現在までずーっと放置&気絶+ひたすら買い増しをしています。(現在レバナスは回復基調)

あの下げを耐えるのはなかなかにメンタルが試されますが、まだまだレバナスは伸びていくと考えているので放置&気絶を貫きます!
基本的には放置&気絶でも十分利益になると思いますが、可能であれば積立投資を行うことで暴落のリスクもカバーできるのでおすすめです!
直近10年と20年でレバナス積立シミュレーションをしたらどうなっていたかの記事を参考として置いておくので、よければこちらも見てみてください!