9月に飯岡港へまたまた釣りに行きました。
新堤防と呼ばれる場所での釣行ですが、開けた海に面している外側には結構な人の数があります。
明るくなってくるとスナメリと呼ばれる小型のイルカっぽいものが見えたり、ウミガメっぽいものが居たりするような飯岡港はアナゴが狙えるのでお気に入りの釣り場です!
今回もアナゴを20匹程度釣ってきたのですが、小さい25cm〜30cm程度のものばかりでした。
小さいアナゴは捌くのが面倒くさいしどう食べたらいい?と思うかもしれませんが出来るだけ簡単に美味しく食べられる方法を考えてみました!
小さいアナゴは美味しい
アナゴはいろんなサイズのものがあり、一般的には40cm程度のものが味が良いとされています。
しかし、穴子の一本握りや天ぷらを作る際には人差し指ぐらいの太さの25cm程度のものが一番美味しいとも言われています!
小さくても味は一級品ということで、小さなアナゴでも美味しく食べることができます!
もし、釣れたのが小さなアナゴでもしっかりと締めて血抜きをして美味しくいただきましょう!
小さいアナゴの食べ方
小さいアナゴの食べ方として一般的なのが、開いてから煮アナゴにするか、天ぷらにするかになると思います。
もしちゃんと開いて食べようと思うのであれば、捌き方もまとめているので参考にしてみてください!
僕もいつもはちゃんと背開きにして食べているのですが、10匹もいるとなると目打ちして背開きにするのはかなりの重労働に。。。
ということで今回は開くことはせずに、簡単にぶつ切りにして煮込んでみます!
その後、アナゴの炊き込みご飯も試してみます。
小さいアナゴの捌き方(簡単ぶつ切り版)
小さいアナゴはその小ささとヌメリで捌く難易度が上がります。
今回は目打ちせず捌きづらいので、先にヌメリを落としてしまいましょう!
まず沸騰したお湯を用意し、それに少し水を加えて70~80度程度に温度を下げます。
そしたら流水で軽く洗ったアナゴをボウルに入れて、先ほどのお湯をぶっかけてそのまま30秒ほど置いておきます。
※あまりに温度が高いお湯をかけるとあなごのお腹が破裂して熱湯が飛んでくることがありますので注意。
アナゴのヌメリはタンパク質なので70度以上のお湯で凝固する性質があります。
30秒経ったら流水で冷やしてあげましょう。
アナゴの表面がうっすら白くなっていると思いますので、包丁でこそいてあげると白く固まったヌメリがどんどん剥げてきます!
これが生臭みの元なのでしっかりと流水で流しながらヌメリ取りをしましょう。
上の写真はヌメリが見やすいように開いたアナゴで行っていますが、こんな感じでガンガン取れます!
ヌメリとりが完了したら、頭を包丁で落としてハサミでお腹を開き内臓を取り出します。
肛門からハサミを入れてもいいですし、頭を落とした方から開いてもいいです。
魚は意外と固く、滑りやすいので以下のような魚用のハサミがあると便利です。
内臓を取り出したらしっかりと洗い、そのまま骨ごと3~4cm程度のぶつ切りにします。
もしどうしても開くのが難しければ、内臓ごとぶつ切りにしてから水で中を洗うという方法でもOKです。
この場合、胃の内容物や苦玉を潰してしまって身につくと味や見た目が悪くなるので、ぶつ切りにしたらできるだけ早く洗いましょう!
これで下処理は完了です!
アナゴを煮る
この小さなアナゴ10匹程度に対して
醤油:大さじ2
みりん:大さじ2
酒:大さじ5
砂糖:大さじ1~2(お好みで)
水:300ml
の煮汁を作り全て鍋に入れ、中火で20分程度煮込みます。
後は様子を見ながら煮汁が濃く、少なくなってきたら煮込みは完了です!(左が煮込む前、右が煮込み後)
煮込んだアナゴはそのままおつまみとしても食べることもできます!
このままだと背骨は少し気になりますがよく噛めば食べることもできます。
背骨を気にせず食べたいのであればもう少し煮るか、圧力鍋で煮込むとよいです!(
アナゴとご飯を炊く
先程の分量に対して2合のお米を砥いだら、煮込んだアナゴを煮汁ごと加えます。
圧力鍋でない普通の鍋で煮た場合は背骨が気になる可能性があるので、手で背骨をとりアナゴのほぐし身にしてから入れるとよいです!
水量が足りなければ水を加えて、そのまま30分程度おいてお米に水を浸水させます。
あとはいつも通りに炊くだけ!
そんなこんなで、できたアナゴの炊き込みご飯をいただきます。
味は絶品!
具材はアナゴしか入れていないのですが、しっかりと旨味がご飯にも染みわたっています。
まとめ
小さなアナゴは骨ごと煮た後に背骨をとって米と炊くと簡単で旨い!
ポイントはアナゴのヌメリをしっかりとることと、内臓をしっかり出して洗う事です!
ヌメリは臭みの原因となり、アナゴはなんでも食べるので内臓は出しておいた方がよいです。
もし小さなアナゴが沢山釣れた場合は炊き込みご飯にして食べてみてください!
捌くのが面倒くさくなければ、天ぷらや白焼きにしても美味しいですよ!
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