投げ釣りは何十メートルや百数十メートルも仕掛けを飛ばす釣り方です。
それほどの距離を飛ばすので仕掛けにはものすごい力が加わり、その勢いゆえに餌が取れるこということは結構あると思います。
どうすればそのようなことを防げるのか、釣りでよく使う餌ごとに対策を考えて見ようと思います!
1.青イソメ
青イソメは自切する
投げ釣りでもメジャーな餌の青イソメですが、割と切れやすい部類の餌になります。
原因は青イソメは自切といって危険を感じたときなどは自分で体を切る特性があるからです。
頭側を針に刺して使いますが、刺したり掴んだときのショックで青イソメの特に尻尾側は自切しやすくなってしまい、その状態で遠投すると勢いで切れてしまうということが起こります。
これを防ぐ方法はなかなか難しいのですが垂らしを1、2cm程度と短くし、青イソメのほとんどに針や糸が通った状態にする刺し方をするのが1つの方法です。
キス釣りなんかではこの方法が有効です。
もう一つの方法は2、3匹まとめてつける房掛けをして多少切れてもボリュームがでるようにしておく方法もあります。
カレイ狙いや五目釣りでのぶっこみなんかではこちらが有効になります。
自切してしまうのは多少仕方ないので、このように対応していきましょう!
切れやすい切れにくいの個体差もある
その時のイソメによって切れにくい場合と切れやすい個体がいることもあります。
買う店によってイソメの持ちが変わったり、仕入れの問題なのか買うタイミングでも変わることもあります。
これは判断が難しいので、今日は切れやすいと思ったら垂らしを短くするなどして対応するしかないと思います。
鮮度が悪いものは投げ釣りに使わない
鮮度がよければ自切しやすいということもあるみたいですが、鮮度が悪すぎると今度はイソメがドロドロと溶けた感じになってしまいます。
暑い場所に放置したり、日光があたったりすると悪くなりやすいです!
こうなると餌持ちはめちゃくちゃ悪く投げ釣りには使わないほうがよいでしょう。
ただしこの状態でも魚は釣れるので穴釣り等の投げる必要のない釣り方で使うとよいです!
⇒【穴釣り入門】必要な道具一式、全て解説!コスパ重視のおすすめ一覧!
2.サバの身エサ
皮や骨に針をかけると身持ちがよい
サバの身エサは投げ釣りではメジャーな餌です。
身だけを使うよりも皮に針を刺したり、骨に針をひっかけた方が身持ちがよくなります。
市販の餌でも皮がついているので、針を刺すときは皮に針を2回ほど通すように刺すと餌持ちがよくなります。
自分でサバの身エサを用意するときも皮や腹骨や背骨もある程度残しておきましょう!
冷凍すると身崩れしやすくなる
一度冷凍して解凍させると、身崩れしやすくなったり皮からも身がはがれやすくなったりして餌持ちが悪くなります。
投げ釣りに使えないほどにはならないのですが、少しでも身持ちをよくしたいなら冷凍したものでない身エサを使うようにしましょう。
鮮度が悪いと身持ちが悪い
鮮度が悪いと身が溶けてきて餌持ちが悪くなります。
鮮度が悪くなってきたら投げ釣りには向かなくなります。
やっぱり穴釣り等で消費しましょう。
3.きびなご
きびなごは身が柔らかめで餌持ちが悪いです。
ちょい投げであればきびなごは使ってもよいと思いますが、投げ釣りではあまり向かないという印象があります。
4.イカ、塩辛
イカ、塩辛は餌持ちはかなり良いです。
餌が取れて仕方ないというときはイカ、塩辛をつかうとよいでしょう!
塩辛はイカの内臓の匂いが付いているので集魚効果も期待できます!
5.オキアミ
オキアミは餌持ちはあまりよくないです。
餌持ちがよいハード加工のオキアミが売られていたり、自作する方法もあるようですが個人的には投げ釣りには使用しません。
6.魚肉ソーセージ
どこでも買えて気軽に使える魚肉ソーセージですが、投げ釣りには向いていません。
ちょい投げなどでは気を付ければ針から外れませんが、投げ釣りになると柔らかいのもあってかなり外れやすいのでおすすめはできません、、、
投げ釣りはいろいろ釣れて面白い釣りなので投げ釣りを始めてみたい、投げ釣りをもっと楽しみたいという方は以下の記事も参考にしてみてください!
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