魚の熟成にハマり色々試したくなって、真空パックシーラーや水分を吸収するシートなどを衝動買いしまった僕です。
釣った魚は当日に下処理をして冷蔵庫で熟成させて刺身などでよく頂くのですが、アニサキスのことってなぜかあんまり考えていませんでした。

個人的には魚を熟成させてもアニサキスは死なないと考えているので、本当のところはどうなのか調べてみました!
熟成させた魚でもアニサキスは生きている?
結論としては、熟成させた魚でもアニサキスにあたることはある!です。
アニサキスは魚から取り出して生理食塩水などに入れておくと、そのまま数日生きていることもあるような素の生命力は強い寄生虫です。
ですのでたとえ魚の切り身などにアニサキスがいた場合、3日4日熟成させたとしても生存している可能性は十分に考えられます。
上記で素の生命力と書いたのには理由があり、魚から出ても長生きするアニサキスですが、しっかりと予防の方法を使えばあっさり死んでしまいますので、アニサキスについてもう少し詳しく見ていきます!
ちなみに他の寄生虫としてはサッパヤドリムシなんていうこんなのもいます↓
エイリアンみたいな見た目ですがこいつは人間に無害なので、アニサキスのほうがよっぽど脅威です。
そもそもアニサキスとは?
まずアニサキスとは寄生虫の一種であり、誤って食べてしまうと腹痛を引き起こす人間に害のある寄生虫です。さらに言うとアニサキスによってアレルギー・アナフィラキシーを引き起こして蕁麻疹やその他の症状も出る人が中にはいます。
サバなどを食べて蕁麻疹が出る人はサバアレルギーではなく、アニサキスアレルギーだった、なんてこともあるので自分がアニサキスアレルギーである疑いがある場合はアニサキスがよく寄生している魚は食べない方がよいでしょう。
アニサキスがよく寄生している馴染みのある魚介類としては
サバ、アジ、サンマ、イカ、カツオ、イワシ、サケ、タラ
などが挙げられます。

アニサキスですがごくごく普通に見られ、釣った魚だけでなく、スーパーで買った魚などにもいるケースはあります。
基本は内臓にいるのですが、魚の死後は内臓から筋肉へ移動するので切り身などにもいることがあります。
特にサバにはアニサキスがかなりの確率でいることが分かっています。
アニサキスの予防法
アニサキスは生理食塩水に取り出しても数日は生きているほど、素の生命力は強いと書きましたが、以下のような方法で感染力をなくすことができます!
ただし、以下のような方法をとってもアレルギーやアナフィラキシーの場合は防げるとは言えないので疑いのある場合は食べないほうが無難だと思います。
- 加熱(70度以上で死ぬ)
- マイナス20度以下で48時間以上
- 切り傷をつける
このような処理を行うことでアニサキスによる腹痛などは心配せずに魚介類を食べることができます!
アニサキスは白く細長く数センチあるので、刺身にするときには薄く切って目視で確認し取り除くのも有効な方法になります。
薄く切ることによってアニサキスに包丁で傷をつければ死んでしまうので、薄く切ったり、飾り包丁をいれる方法なども有効です!
まとめ
アニサキスにあたらず安全に食べる方法としては
- 加熱(70度以上)
- マイナス20度以下で48時間以上
が一番!
刺身で食べたい場合でも一度冷凍をすることによって対策できます。
魚を食べて蕁麻疹などの症状がでた場合はその魚のアレルギー、もしかしたらアニサキスアレルギーということもあるので注意しましょう!
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