魚釣りをして中型以上の魚が釣れた時はそのまま氷で締めた場合と、しっかりと締めを行って血抜きをした場合では味や見た目が変わってきます!
釣りをしていて中型以上の魚が釣れた時に備えて、美味しく食べるための締め方を理解しておきましょう!
難しくないから挑戦してみよう!
魚を締める為にはナイフかハサミが必要です!
結論からいうと、魚締め用のフィッシングナイフを一本もっておくことをおすすめします!
汎用的に使えるからおすすめだよ!
魚を締める順番
まず魚を釣ったら締める順番があります!
順番は以下の通りです。
脳天締め or 延髄(脊椎)切断による締め → 血抜き → 必要であれば神経締め
血抜きより締めを先に行う理由としては以下です。
- 魚がまだ生きている状態で血を抜くと魚を苦しめてしまうこと
- 魚が暴れてこちらが怪我をしてしまうことを防ぐこと
脳天締めは魚の脳を破壊する方法、延髄(脊椎)切断は脳みそ付近の背骨を切断する方法です。
これを行うことで魚を即死させます。
どちらでもOK!好みのやり方や魚によってやりやすい方で締めよう!
魚を苦しませずに処理を行うためなので、少し申し訳ない気持ちがあるかもしれませんが手加減せず一発で締めましょう!
おすすめはナイフ?ハサミ?
中型以上の魚が釣れた場合には、ナイフかハサミ、またはアイスピックなど鋭いものを使って締めを行います!
僕はいつも以下の魚締め用のフィッシングナイフで締めを行っています。
ナイフであれば突く動作も切る動作も自由度が高く、締めや血抜きをスムーズに行うことができるので使い勝手がいいです!
ナイフかハサミのどちらかがあれば基本困ることはないので好きなほうでいいと思いますが、おすすめはフィッシングナイフです!
上記のようなフィッシングナイフであれば切れ味が悪くなっても砥石で砥ぐことで何度でも鋭い切れ味で使うことができます。
ハサミも砥ぐことはできるけど、分解が必要だったり少し手間がかかるよ
砥石は1つあればほぼ一生使えるので持っておきましょう!
おすすめはシャプトン中砥 #1000で砥石はこれを持っておけば間違いないです!
砥石と言えばこれ!
魚の締め方
脳天締め
魚の締め方の1つ目として脳天締めが挙げられます。
脳天締めは魚の脳を破壊することで締める方法になります。
脳天絞めは以下の記事に詳しく書いていますのでよければ参考にしてください!
簡単にまとめるとナイフ、ハサミ、アイスピックなどで以下の×印の部分を刺し、脳を破壊します。
エラのラインを基準にすると分かりやすいです!
上手く締めることができると魚は最初バタバタと暴れますが、口を開けて動かなくなります。
ここまで終わらせたら脳天締めは完了です!
延髄(脊椎)切断
魚の締め方2つ目は脳みそに近い延髄(脊椎)を背骨ごと切断して締める方法です。
この方法はナイフかハサミで行います。
エラからナイフなどを差し込み延髄(脊椎)を切断します。
頭が固い魚でもエラから刃を入れることは簡単なので楽に締めることができるメリットがあります!
最初はどこを切ればよいか迷うかもしれませんが慣れですので、すぐに分かってくると思います!
画像のように刃先をエラから入れ、上のほうにある背骨を突いて切断します。
こちらも上手くいくと魚が口を開けて暴れ、すぐに動かなくなります。
完了したら延髄(脊椎)切断の締めは完了です!
ちなみにアナゴのようなヌルヌルでエラからナイフを刺すのが難しい魚の場合は、頭の上から切り込みを入れて延髄(脊椎)切断を行います。
この方法も脊椎を切断する方法の一種になります!
血抜き
脳天締めでも延髄(脊椎)切断の締めでも、その後は血抜きをしましょう。
血抜きをすることで血の味や臭いが移ったり、血が滲んで身の見た目が悪くなったりすることを防ぐことができます!
血抜きの方法は簡単で、小さめの魚ならエラに切り込みをいれて、水の中でザブザブと1分~3分ほど血が出なくなるまで洗えば完了です。
下の画像の青で囲んである部分がエラの付け根なのでここをナイフなどで切って洗います。
魚体を曲げたりすると血が出てきやすくなったりするので、しっかりと血を抜きましょう。
まとめ
魚を釣ったら
締め → 血抜き → 必要であれば神経締め
の順番でやることを覚えておきましょう!
ナイフでもハサミでも締めることはできますが、個人的には使い勝手がよいフィッシングナイフをオススメします!
切れ味を保つためにも、砥石も一緒に検討してみてください!
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