釣りでよく使われるラインの1つであるPEライン。
PEはポリエチレンの略で、その名の通り素材がポリエチレンでできているラインになります!
簡単に言うとナイロンラインやフロロラインより強度が強く、飛距離が伸びるラインと言えます!
そんなPEラインはどんなシーンに合うのかを知って、より快適に釣りをしましょう!
PEラインの特徴
PEラインは他のラインであるナイロンラインやフロロラインと大きく違うところとして、複数の糸を編んで1本のラインとしているところです。
主に4本撚りや8本撚りが販売されていて、4本撚りは4本の細いラインを編みこんで作っている、8本撚りは4本撚りよりもさらに細い8本のラインを編みこんで作っているという意味になります!
基本的に太さは変わらず、8本撚りの方が強度がやや高く飛距離も伸びやすいこと、その分ハリが無く少し使いづらいといった特性があります。
値段も8本撚りの方が高くなっているので、特にこだわりがなければ4本撚りでも十分にPEラインの恩恵を受けることはできます!
そんなPEラインについてメリットデメリットやどんなシーンに適しているのかを見ていきましょう!
メリット1:強い強度を持っている
大きな特徴としてPEラインはナイロンやフロロと比べて同じ太さの場合、大体4倍ほどの強度を持っています。
逆に言うと細いPEラインでも4倍太いナイロンラインやフロロラインと同じ強度として扱えるということです!
例えるとシーバスを狙う場合はナイロンライン3号を基準として考えると良いですが、PEラインだと1号で十分です!
この細い糸で釣りができるということが他のメリットにも繋がってきます!
メリット2:飛距離が伸びる
これはPEラインは強度が高いので細いラインを選択できることで得られるメリットになります。
糸が細くなると、リールや釣り竿との摩擦が少なくなり糸の出が良くなります!
結果、遠投をするとナイロンフロロとは明らかに違いが分かるほどに飛距離が出ます。
これがPEのかなりの強みで、釣りによってはかなり有利になることがあります。
メリット3:感度が良い
PEラインは伸びないので、感度がよくアタリが良く分かります。
飛距離と感度が良いのでキス釣りなどで好んで使われたりもします。
もちろん、シーバスなどいろんな釣りでも好んで使われることもあります。
メリット4:クセがつきにくい
PEラインはコシがないので、リールに巻き付けておいてもクルクルのクセがついてしまうことはあまりありません。
イメージは裁縫で使う糸みたいなラインです。
デメリット1:擦れに弱い
PEラインは擦れに弱いです。もちろん根擦れなんかでもプツンと切れてしまうことも良くあります。
細い糸を何本か束ねているので、その内の1本でも切れてしまうとその部分の強度は一気に落ちてしまいます。
デメリット2: ライントラブルが多い
PEを使うなら覚悟して置かなければいけないのがライントラブル。
慣れてきてもやっちゃうことがあります。
細い上にコシもないので、絡まっちゃうと解くのは至難の業になります。
特に細いPEラインで軽いルアーを使うと、かなりライントラブルが起きやすいので気をつけましょう!
デメリット3: 価格が高い
ナイロンと比べてもはるかに高く、フロロと比べてもPEラインは高いです。
300mで1500円~2000円ほど見ておけば4本撚りのPEラインは購入できます!
デメリット4:衝撃に弱い
これは伸びがないことが原因になります。
クッションの役目を果たさないので、いきなり引っ張られて強い衝撃が加わると切れてしまうこともあります。
ですので、メインでPEラインを巻いて1mほどリーダーと呼ばれるクッションの役割を果たしてくれるラインを結束するといった方法をとることでこのデメリットは和らげることができます。
擦れに強いラインをリーダーにしておくと、衝撃にも擦れにも強いラインシステムになるのでPEを使うときはリーダーも考えておくことがおススメです。
デメリット5:波、風の影響を受けやすい
PEラインは水に浮く比重が低いラインです。
なので波や風の影響を強く受けてしまいます。
これが結構大きくて、波が強かったり風があったりするとかなり釣りづらくなってしまいます。
PEラインの太さ、号数の選び方
PEラインはナイロンラインやフロロラインの約4倍程度の強度があります。(ただし5号より上の太さになってくると3~3.5倍程度ぐらいになってくる。)
1号で20lb、キロにすると大体9kgほどの重さは耐えてくれるという事になり、岩場での釣りなどではない限り1号でかなり潰しが利きます。
キスでもシーバスでも使える太さなので、とにかくPEで色々やってみたいという方は1号がおススメです!
キス釣りやシーバス釣りなどでももっと細い0.8号などが使われることもありますが、細ければその分ライントラブルにも見舞われやすくなるのでより細いラインは慣れてきてから使うのが良いと思います!
おススメのPEライン
PEラインは扱いこそ少し難しいですがそれを補っても余りある魅力があります。
おススメのPEラインを紹介するので、是非PEラインにも挑戦してみてください!
KUROSAWA PEライン 釣り糸 X-CORE 4編・8編 (5色 マルチカラー/白 ホワイト/イエロー/グレー)(150m 200m 300m 500m 1000m)(0.8号 1号 1.5号 2号 3号 4号 5号 6号 8号 10号) X4 X8 エックス・コア
とにかく安くてコスパが良いです!
PEラインを使おうと思ったときに値段はやはり一つ目の壁なので、とっつきやすい値段なのは嬉しい。
5色のマルチカラーもあるので、色で飛距離が分かるのでどれぐらい投げれているか、どこぐらいの距離で釣れたかが分かるのも良いですね。
高いPEと比べると少し太いかもな~?って感じですが特に気にならないので、初めてPEラインを使う方にもおススメです!
クレハ(KUREHA) シーガーPE X8 300m
国産で8本撚りのPEラインです!
国産の8本撚りにしては 価格もお手頃でコスパもGOOD!
少しコシがあるのが特徴なので、扱いやすいというのも良いポイントです!
よつあみ(YGK) PEライン G-soul スーパージグマン X8 300m 8本
ちょっとお高いですが、トラブルも少ないと評価が高い国産PEです!
トラブルが少なければ、それだけ使いやすく釣りの効率もあがるので余裕があればちょっと高い糸を買うというのも一つの手かもしれませんね!
間違いないPEラインと言えます!
まとめ
PEラインは強度が強く、細いラインで釣りができる。
飛距離を出したいならPEラインがおススメ。
値段は少ししますが、PEラインでルアーを投げるとより気持ちよく飛んでくれます!
一度PEラインを使うとその魅力が分かると思うので、是非挑戦してみてください!
あわせて読みたい
[blogcard url=”https://ookuwablog.com/nylon-line”]
[blogcard url=”https://ookuwablog.com/fluorocarbon-line”]
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
最後まで読んでいただきありがとうございます。 いいなと感じていただけましたら、 下のボタンをクリックしていただけますと、とても嬉しいです! よければ応援よろしくお願いします! 本日もありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。