投げ釣りでもっと遠投したい、と思う方は多いと思います!
ただ遠投すれば釣れるかと言われると、そこに魚が居なければ釣れないのですが、広い範囲にアプローチできるという意味では遠投できると有利になる場面もあります。
ということで本記事では投げ釣りで仕掛けをより遠くにとばすために必要な要素を一つずつ見ていこうと思います!
どの項目も飛距離に大きく影響を与えるので、しっかりチェックしておきましょう!
1.【より遠くにとばすには】投げ釣り用ロッドを使う
まず投げ釣り用ロッドを使用することで大きく飛距離を伸ばすことができます!
投げ釣り用ロッドは長さが大体4m以上とあり、大きな遠心力を仕掛けに伝えることができます。
この遠心力を上手く使えるかどうかで飛距離が大きく変わってきます!
投げ釣り用ロッドは長ければ長いほど強い遠心力を伝えることができますが、取り回しがしづらくなり、遠心力の伝え方も難しくなるデメリットもあります。
このことからただ長ければいい、という訳ではなく自分にあった長さの投げ釣り用ロッドを使うことが重要です!
適した長さは骨格や腕力によって変わるのが一般的なので、そこを踏まえてどのくらいの長さがよいかを判断しましょう!
おすすめの投げ釣り用ロッドはコスパ最高の「ダイワ(DAIWA) PRIMESURF(プライムサーフ) 25-425」で425が4.25cmの長さを意味しています。
僕は身長165cmほど、腕力は強い方でこの4.25mの「ダイワ(DAIWA) PRIMESURF(プライムサーフ) 25-425」を使用しています!
まずはベースとして425(4.25m)の長さを基準に考えると良いと思います。
プライムサーフは長さの種類もそろっていて、短めの405(4.05m)や長めの450(4.5m)もあるのでご自身の使いやすい長さで選ぶことができます!
プライムサーフについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
⇒【プライムサーフのインプレ】初心者にもおすすめ!PEラインとの相性は?【評価・レビュー】
2.【より遠くにとばすには】投げ釣り用リールを使う
投げ釣り用リールを使うことでも飛距離を大きく伸ばすことができます。
投げ釣り用リールは結構大きめで重めなのが特徴です。
大きいのには理由があり、スプールが大きいほうが糸の放出がスムーズなこと、糸に巻き癖が付きにくく巻き癖による摩擦が減ること、により遠投に向くようなつくりになっています!
投げ釣り用リールは大きく重くなるのは仕方ないのですが、投げ釣りでは主に置き竿で待つので多少重くても問題ありません!
このように飛距離を伸ばすことに特化しているのが投げ釣り用リールになります!
おすすめの投げ釣り用リールはこちらもコスパ最強の「ダイワ(DAIWA) クロスキャスト 4000QD」です。
クイックドラグ機能もついており、この値段の投げ釣り用リールでは最強だと思います!
クロスキャストについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
⇒【クロスキャスト4000QDのインプレ】初心者にもおすすめ!替えスプールは付属する?
3.【より遠くにとばすには】重いオモリを使う
感覚的にも重いもののほうが遠くに飛ばしやすいと思う通り、オモリを重くすることで飛距離を伸ばすことが可能です。
ただこれも重ければいいという訳ではなく、飛距離が出せる重さを選ぶ必要があります。
丸めたティッシュより野球ボールのほうが飛距離はでますが、鉄球を使ったからと言って野球ボールより飛距離を出すのは難しいといった感じです。
重すぎてもその重さを活かせるほどのパワーや慣れがないと飛距離に結びつきにくいです!
では投げ釣りではどのくらいの重さがいいのかというと、体感的に20号を基準にしたらよいと思います。
先程紹介したプライムサーフは25号程度まで投げれるようになっているので、20号も問題なく投げることができます!
20号ぐらいが一番竿のしなりを活かしやすく遠投させやすい、と感じているのでまずは20号を1つの目安としてみてください。
20号でも重く飛距離を出しにくいと感じたら15号や18号に下げたり、もっと重くても竿のしなりを使えると思うのであれば25号程度まで上げてもいいでしょう!
4.【より遠くにとばすには】細いpeラインを使う
ラインの太さって関係あるの?と感じてしまいますが、ラインの太さも飛距離に大きな影響を与えます。
ラインは細ければ細いほど飛距離が伸びやすいです。
理由として、ラインが放出されるときのロッドガイドとの摩擦が細いほど小さいこと、放出されたラインが風や波の影響を細いほど受けにくいことが挙げられます!
100m以上もラインが放出される投げ釣りにおいては、この小さな摩擦や抵抗の差が大きな飛距離の差として表れてきます。
外部からの影響を受けにくい細糸が飛距離を伸ばすポイントです!
ただ難しいところが、ラインを細くしすぎてもラインブレイクの可能性が高くなってしまうので結果バランスが重要になってきます。
おすすめのpeラインの太さは1.5号になります。
慣れてくるともっと細くできますが、まずは少し太くしたほうがブレイクの可能性が低く良いと思います!
1号で70オーバーのサメ、80オーバーのアナゴを釣っても問題ありませんでしたので、1.5号あればほぼ困らないと思います。
ただpeラインの強度だけで勝負すると大物の場合はブレイクの可能性も上がるので、リールのドラグ機能も使いつつ寄せることを意識しましょう!
キスを専門で狙うという人は0.8号やもっと細いラインを使いますが、汎用的に投げ釣りをしたいのならpe1号~1.5号ほどが無難だと思います!
あとpeラインを使う際の注意点ですが、peラインをオモリに直結すると遠投の衝撃でラインブレイクすることがあります。
これを防ぐために「サンライン(SUNLINE) ナイロンライン CASTEST テーパー力糸」のような力糸を必ず使うようにしましょう。
力糸は以下の細い方はナイロンライン3号、太い方はナイロンライン12号というものを用意すればOKです!
力糸は遠投する際にpeラインにかかる衝撃を抑えてくれるクッションのような役割をしてくれます。
使い方は
peライン → 力糸 → オモリ
となるように結ぶだけなので、投げ釣りをする際は必ず使うようにしましょう。
5.【より遠くにとばすには】投げ方を身につける
飛距離を伸ばすための投げ方を身につけましょう!
基本は真っ直ぐ竿を縦にふるオーバースローになります。
竿を高く掲げて、オモリが地面につかないぐらいにタラシをとり、そのまま真っ直ぐ振り下ろしてスローします。
このほかにもオモリを振り子のように何往復かさせて勢いを乗せてからスローする方法もあります。
スローの方法はいろいろありますが、この時に竿をしっかりとしならせることができないと遠投させることはできません。
竿のしなりによる反発力を使わなければ遠投できないので、とにかくしっかりと竿をしならせることを意識しましょう!
竿がしならない原因としてよくあるのが、スイングスピードが遅い(竿の硬さに負けている)、竿が長すぎて扱いきれていない、オモリが軽すぎる、ということが挙げられます。
ある程度ちゃんとした竿を使っているのにしならないという方はここを見直すと飛距離が伸びるかもしれません!
投げ釣りに必要なアイテムは以下の記事でまとめているので、よければこちらも参考にしてみてください!
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