数年前に豊洲ぐるり公園で釣りをしていたら、壁際の餌をついばむクロダイの姿を何度か目撃しました。
その時は釣り方も分からず、その後豊洲ぐるり公園に釣りにいくこともなく数年が経ち、、、
最近また調べてみるとクロダイが沢山釣れている!ということで数年越しにリベンジに行きました!
結論からいうとクロダイは釣れたので、豊洲ぐるり公園で釣れたクロダイは果たして食べれるのかどうかも検証していきます!
豊洲ぐるり公園でのクロダイの釣り方
クロダイは引きも強く、様々な釣り方で狙えることから釣り人に人気の魚ですが、豊洲ぐるり公園ではヘチ釣りで狙うことになります!
ヘチ釣りって?
ヘチは壁際といったような意味合いで、その名の通り足場の壁際ギリギリに餌を落としていく釣りになります。
そんな足元にクロダイがいるの?と思われるかもしれませんが、クロダイは壁際についた貝やカニなどを食べる習性があるのでこのヘチ釣りはクロダイ釣りに適した釣りになります!
ヘチ釣りを行うにあたって向いている竿やリールがあるのですが、最低でもタイコリールと呼ばれる以下のようなリールは用意したほうがいいです。
竿はあるものでも流用できるけど、リールだけはタイコリールを使うことをおすすめします!
ヘチ釣りはできるだけ軽いオモリで、餌を自然な速度で落としてクロダイに違和感を与えずにアピールすることが重要な釣り方です。
スピニングリールやベイトリールだと軽いオモリでは糸が出にくかったり、手返しが悪かったり、ヘチ釣りには向いていません。
タイコリールは回転がとてもスムーズで軽いオモリでもスムーズに仕掛けを落とすことができます。
仕掛けをスムーズに落とせない場合はオモリを重くするしかないのですが、それだと餌を自然な速度で落とすことは難しくなり、クロダイに違和感を与えてしまうことになります。
餌を自然な速度で落とすためには軽いオモリであることが必要、軽いオモリでも仕掛けをスムーズに落とすためには回転性能が必要、ということだね!
タイコリールにもドラグ付き、ドラグ無しがありますが、ヘチ釣りではドラグ無しのタイコリールを使用しましょう!
おすすめのタイコリール
ドラグ無しのタイコリールは回転性能が高く、どちらにも回ってしまうため、気を付けていないとバックラッシュ等のトラブルを起こしてします。
このように少しだけ扱いが難しいですが、ドラグ無しのタイコリールを使えるようになるとヘチ釣りでの釣果は伸びやすくなると感じますし、魚とのやり取りもとてもスリリングで楽しいです!
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれないですが、ドラグ無しのタイコリールは面白さ、釣果への繋げやすさからおススメです!
ドラグ無しのタイコリールも高い値段のものもありますが、コスパでみて先ほども貼ったプロマリン(PRO MARINE) リール バトルフィールド黒鯛 BK90NRが最もおすすめです!
同じ商品で糸を巻く部分が小さく、少し軽いBK80NRもありますが、糸ヨレが少なくなるBK90NRのほうがおすすめです。
少しでも軽い方がいいという方であればプロマリン(PRO MARINE) リール バトルフィールド黒鯛 BK80NRでもよいでしょう!
ヘチ釣りをはじめてみたい方にも、ヘチ釣りをしていていくつかタイコリールをもっておきたい方にもおすすめです!
よっぽどタイコリールにこだわりがある、ということでなければ必要十分な性能で、この価格でも十分すぎる回転性能を持っています!
釣り竿
釣り竿はヘチ釣り用の釣り竿があれば一番良いですが、シーバスロッド等でも代用できます!
シーバスロッドだと少し硬いので、あれば柔らかめのメバリングロッド等のほうがよいでしょう。
ただし感度等はヘチ釣り用の釣り竿には及ばないので、しっかりヘチ釣りをしたいという方はヘチ釣り用のロッドを使うようにしましょう!
釣り竿はシーバスロッドでも代用できる!まずはシーバスロッドで試してみて、ヘチ釣りが楽しければヘチ用ロッドに移行を考えても良いと思います!
仕掛けと餌
今回使った仕掛けは以下です
- 道糸:ナイロンライン3号
- ハリス:フロロライン2号(1.5mほどの長さで使用)
- 針:チヌ針3号
- ガン玉:B(潮の強さや風の強さで調整)
- 餌:青イソメ
ラインはテトラ用に組んだものなので、豊洲ぐるり公園でクロダイを狙うのであれば道糸、ハリス共に0.5号~1号ほど細くしても大丈夫だと思います。
餌に関してはミジ貝と呼ばれる貝を使う方法を多くの人がやっていますが、今回は入手しやすい青イソメでやってみることにします!
釣り方
クロダイの釣り方はシンプルで、餌がゆっくりふわふわと落ちていくようなイメージで仕掛けを足元の壁際ギリギリに落とし込んでいきます。
どれぐらいギリギリかというと壁際20㎝以内ぐらいのギリギリです。
たまに貝などにあたって沈まなくなる場合はちょっと竿を持ち上げて少しだけ離して落とすと、さらに沈んでいったりします。
このようにして底につくまでふわふわと仕掛けを落としていき、着底したら仕掛けを回収し2,3歩横に移動しまた落としていく、、、をひたすら繰り返します。
ポイントはできるだけ自然な速度で落としていくこと!今回は餌が青イソメなのでふわふわと落ちていく青イソメを演出します!
釣り方としてはこのようなシンプルな方法となります!
今回の釣行
今回は深夜の24時~7時までの釣行をしてきました!
7月は夜釣りをする人はあまりいないみたいで釣り場自体は広く使うことができました!
ただ朝になるまで常にカップルが多いので、結構にぎやかです。
そんな中で深夜からひたすらヘチ釣りをしながら練り歩いているとシーバスのようなアタリがありましたが、針にかからず、、、
ヘチ釣りではクロダイ以外にもシーバスやメバル、カサゴなんかも釣れる!
その後もひたすら続けましたがそれ以降はアタリはなく、いつのまにか明るくなってしまいました、、、
ただ明るくなってから始発できているのか、同じようなヘチ釣り師が何人かやってきてヘチを攻めています。
僕も引き続きヘチ釣りをしていると、、、仕掛けが何かに引っかかったような軽く抑え込まれるような感じが、、、
そのまま竿先が少しだけしなった状態で待っているとコンコンッと明確なアタリ、、、続いてしなっていた竿先がフッと元に戻ったかと思った瞬間にグッと竿先が引き込まれたのでアワセます!
クロダイは下に突っ込むように引くので、突っ込まれている時は糸を出さないようにして竿で引きを受け止めます!
そのうち引きが収まったタイミングでリールを巻き、また引かれたら竿で受け、、、を繰り返して海面まであげます!
引きが強くて面白い!ラインのテンションを緩めると針はずれの原因にもなるから、テンションは保ったままにしよう!
クロダイを浮かせたらタモですくいましょう!(今回はタモ忘れたのでぶっこぬきましたが竿を痛めるのでやめておきましょう、、、)
37cmの良型!
青イソメでも問題なく釣れたね!
今回はこのクロダイが食べれるかどうかの検証もしていきます。
クロダイは個体差によって臭いがキツイものがあるので、釣ったらその場が臭くなるほど強烈な個体やあからさまに真っ黒な個体は避けておいた方がいいです。
今回の個体はかなり近づいても臭いがキツイということもなく、真っ黒ということでもなかったので締めと血抜きを行い、冷やしたクーラーで持って帰ります!
ぐるり公園で釣れたクロダイを食べる!
食べてみた記事は長くなったので別記事にまとめました!
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