アナゴが釣れてからというもの色んなアナゴ料理に挑戦しています。
白焼きや煮アナゴなどはとても美味しく食べることができました。
今回は冒険ということで、アナゴの刺身を食べてみます!
アナゴって刺身で食べられるの?毒があるって聞いたような、、、?と思われるかもしれませんが、ちゃんと処理をすることでアナゴは刺身でも美味しく食べる事ができます。
もしアナゴの刺身に挑戦したくなったら、作り方や注意点をまとめているので参考にしてみてください!
生のアナゴは毒?アナゴを刺身で食べるには?
なにやら物騒な見出しですが、実はアナゴは血液に血清毒と呼ばれる毒を持っています。
同じような見た目のウナギやウツボ(同じような見た目?)も同様な毒を持つことが知られています。
アナゴの毒はウナギよりは弱いとされていますが、多量に接種すると嘔吐や下痢などを引き起こす可能性があるので注意しておくに越したことはありません!
ただウナギやアナゴの血をがぶ飲みするなどの大量摂取をしなければ問題ないと言われる程度の毒性とされています。
ただし、目などに入った場合は炎症を起こすので注意はしておきましょう。
毒性がそこまで強くないこと、毒があるのは血液なので血を洗い流せばよいことから、アナゴをしっかりと水洗いすれば生食は大丈夫です!
ちなみにこの毒は熱に弱く60℃、5分程度の加熱で活性を失うとされています。
アナゴやウナギなどが熱を通して食べられるのには理由があるわけですね!
アナゴの刺身の作り方
アナゴをまずは捌いていきましょう!
捌き方は以下記事を参照してください。
刺身にするときのポイントは、しっかりと流水で血を洗い流すことです!
捌きおわったらキッチンペーパーで包み、真空パックにして冷蔵庫で2日ほど寝かせます。(真空パックがなければ、ポリ袋などに入れてできるだけ空気を抜き、密閉しておけばOKです)
真空パックは魚の熟成にはとても効果的だと思います!
真空パック使用と未使用でどのような差がでるのか実験した記事もまとめているので、良ければ見てみてください!
すぐに食べる場合であれば、この手順はスキップしてもよいです!
次に、50cmを超えてくるようなサイズのアナゴは骨切りをしておきましょう!
80cmくらいのアナゴを骨切りせずに刺身にしたら流石に骨が邪魔で食べにくかったので、、、
2m程度の間隔で切り落とさないように、ザクザクと骨を切る軽い切り込みをいれていきます。
骨切りが完了したら、アナゴを適当な大きさにカットして皮を剥ぎます。
つまむ所を残して皮まで包丁を入れたら包丁を倒し、皮をつまんでいる方の手を左右に動かしながら引っ張っていきます。
このようにやると綺麗に皮をはぐことができます!アナゴはかなり皮をひきやすいです!
皮目にも脂がしっかりのっていました。
あとは薄く刺身にとれば完成!
味は淡白でさっぱりしながら、旨味もしっかりとあり美味!
もし新鮮なアナゴが手に入ったら刺身に挑戦してみてください!
一応綺麗に洗い流してるとはいえ、血には毒がありお腹を壊すかもしれませんので自己責任でお願いします_(._.)_
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