今回はスーパーで買ってきたカタクチイワシを使って、アンチョビを作って食べます!

2年熟成させたアンチョビを食べてみるよ、、、大丈夫かな、、、(笑)
アンチョビは買うと割と高いので、夏にたくさんカタクチイワシが釣れたらお子さんとアンチョビ作りに挑戦してみるのも良いと思いますよ!
カタクチイワシは簡単にたくさん釣れるよ!釣りを楽しんでからアンチョビ作りを楽しむのもいいね!

新鮮なカタクチイワシが手に入ったら、是非挑戦してみてください!

カタクチイワシの下処理
まずカタクチイワシの下処理をしていきます!
包丁は不要でスプーンのみを使って行います!
包丁を使わないからお子さんでも安全!


まずはカタクチイワシをザル付きボウルなどに移して水で優しく洗います。

カタクチイワシは身が柔らかいから強くやると崩れてしまうよ!できるだけ優しく洗おう!
血や汚れで水が濁ってくるので、3~4回ほど水を入れ替えながら身を崩さないように繰り返し洗ってください。
鱗もこのときにほとんど落ちると思いますが、気になる場合はスプーンなどで魚の表面を軽くなぞって鱗を取ってください。
次にまな板にカタクチイワシをのせて頭を押さえます。
そのままスプーンを背骨まで差し込んだら、背骨にそって尻尾のほうにスライドさせるとスルスルーっと身が背骨から離れていきます!


上記の写真のように綺麗に身だけが取れます!
これを反対側も行い、カタクチイワシを三枚おろしていきましょう!

内臓も背骨側に残るのでとても楽です!
この作業をバンバン行って全てのカタクチイワシを卸して、身だけにしましょう!

キッチンペーパーで軽く水気をとったら下処理は完了です!
簡単だね!

塩漬け
アンチョビ作りの最初の工程は塩漬けになります!
密閉できるタッパーのようなものを用意して底が埋まるくらい塩を入れておきます。

そしたら先ほどのカタクチイワシの身を重ならないように並べ、上から埋もれるくらい塩を振りかけます!

このようにしたら、また上に身を重ねて塩で埋める、、、という作業を身が全部なくなるまで行ってください!
そしたら蓋をしてビニール袋などで密閉、日付を書いて冷蔵庫へいれておきます!

そのまま約2か月ほど放置しましょう!

手順は簡単だけど、時間はかかるね、、、
塩抜き
2か月後程度の塩漬けが完了したら、次は塩抜きを行います!
塩抜きと言っても、軽く水でアンチョビを洗って塩を落とすだけです!
ザルなどにいれて、優しくザブザブと洗って水気を清潔なキッチンペーパーなどでふき取っておきます!
しっかりめに水をふき取っておくと腐りにくくなる!一つ一つ丁寧に水気をとっておこう!

オイル漬け
水気をふき取ったらいよいよオイル漬けにしていきます!
熱湯消毒をして水気をふき取った瓶に塩抜きしたカタクチイワシを並べていきます!
割と隙間なくビッチリ詰めて大丈夫です!
詰め終えたら、全て浸かるようにたっぷりオリーブオイルを入れ、冷蔵庫でまた2か月ほど寝かせたらアンチョビの完成です!

仕上がりが楽しみだ!
2年発酵のアンチョビをピザで食べる
このアンチョビを作り始めたのが、2020年4月のことです。
現在は2022年5月なので、気づいたら2年以上寝かせてしまっていました。
冷蔵庫にいれたまま存在を忘れていた、、、

2年発酵させたアンチョビがこちら


見た目には大きな変化もなく、身がぐずぐずに溶けている感じもなかったので食べれそうです!
このアンチョビでピザを作っていきます!
ピザを作るのは面倒だったのでスーパーで出来合いのピザを買って、ただアンチョビをのせ漬けていたオリーブオイルをスプーン2杯ぐらいかけて焼きました!

これでも十分アンチョビの旨味と塩味が効いてワンランク上のピザに!
その後ペペロンチーノにアンチョビを入れて作ってみましたが、これも美味しかったです!
しっかりと瓶詰して冷蔵庫で保管しておけば、2年ぐらいなら問題なさそうですね!

ただしカビが生えていないか、腐敗臭がしないかなどはチェックしてね!
是非アンチョビ作りに挑戦してみてください!
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