・魚の熟成って何日行えばいいの?
・熟成が上手くいったか失敗したかの判断ってできる?
最近は魚の熟成もかなりメジャーになってきていますが、上記のような疑問がある方も多いと思います。
熟成は魚の状態によって期間が変わってくるなどがあるので、少し慣れが必要です。
そこでこの記事で魚の熟成は何日行えばよいのか、上手くいったか失敗したかの判断方法についてをまとめていきます!
この記事を読めば魚の熟成をもっと安全に楽しむことができると思います!
※魚の熟成方法としては真空パック熟成をおすすめしています。詳しくは以下の記事にまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
⇒【魚の熟成におすすめ真空パック器3選】真空パック熟成を検証してみると大きな違いが!
魚を寝かせる期間(熟成期間)は何日まで?
魚を寝かせる期間については、魚の種類や状態によって旨味が出てくるタイミング、傷みはじめるタイミングなどが変わってきます。
こればかりは何度も試して経験から分かっていくしかない部分です、、、
そうはいっても、旨味がでてくると言われているタイミングはある程度このくらいという目安があるので、まずはこの目安を参考に熟成期間を決めるのがよいでしょう!
最終的な判断は実際に魚の状態をみなくてはいけませんが、まずは以下の目安で試してみましょう!
青物の熟成(傷みが早い魚種)
青物は傷みが早く、ヒスタミン中毒の原因になるので長期間寝かせないようにしましょう。
青物は要注意です!
青物とはサバ、アジ、ブリ、ヒラマサなどの背中が青く回遊性の高い魚のことです。
青物の熟成日数は2日程度を目安としてください。
釣り物の新鮮なアジなどであれば、4日程度寝かせても美味しく食べることができます!
実際に釣ったアジの熟成を日数ごとに比較してみましたので、興味のある方はこちらも見てみてください!
⇒釣ったアジの熟成。当日、二日目、四日目の刺身を食べ比べる!
青魚はぎりぎりまで熟成より、早めに食べたほうが安心だね!
青物以外の熟成
青物でなければ比較的熟成期間は比較的長くとっても大丈夫です。
こちらの熟成日数は3日~5日程度を目安としてください。
釣り物などの新鮮な魚であれば、1週間程度寝かせることもあります。
ただし魚の状態によっては寝かせても旨味が増えにくい場合もあるので、長く寝かせたから必ず美味しくなるということにはならないので注意が必要です。
画像はアナゴを熟成させて刺身にしたときのものです!アナゴは血に毒があるので、生で食べる際には血はしっかりと洗い流しましょう!
熟成が上手くいったか失敗したかの判断基準
熟成を通り越してしまうと腐敗が始まります。
もし熟成魚を食べて少しでもあれ?と思ったら食べるのを辞めてください。
食べる前に見分けがつくポイントが大きく2つあるのでこの点に注意してください。
まずはこの2つをチェックしてみましょう!
1.腐敗臭がする
まず、熟成魚を取り出したら匂いをかぐようにしましょう!
熟成が上手くいっている時は香ばしいような、干物のような香りがします。
魚特有の生臭みなどは多少感じると思いますが、そこまで不快な臭いになることはありません。
逆に熟成が失敗している時は、腐敗臭が発生して不快な臭いを感じます。
腐敗臭や不快な臭いを感じるのであれば、食べないようにしてください。
2.糸を引いている
袋から出した時、包んでいるキッチンペーパーを剝がす時、捌いている時に糸を引いているようであれば熟成に失敗しています。
青物で起こりやすく、長時間放置していたり適当に管理しておくとこのようになります。
このように糸を引いている場合も食べないようにしてください。
上記で判断しながら、魚の熟成に挑戦してみよう!
【真空パック熟成】魚の熟成は真空パックで大きく変わる!
魚の熟成を楽しみたいのであれば真空パックでの熟成をかなりおすすめします。
真空パック熟成をすることで魚の見た目や味が変わり、より美味しく安全に熟成魚を楽しむことができるようになるからです!
実際に真空パック熟成と通常の熟成で比較検証もしていますので、こちらの記事も参考にぜひ真空パック熟成に挑戦してみてください。
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