今回は穴釣りにはどんな場所がおすすめか、狙っていきたいポイントについてをまとめていきます!
最後に穴釣りのコツもまとめておくので、よければ参考にしてください!
穴釣りにおすすめの場所
消波ブロック(テトラポット)
穴釣りの王道といえば、消波ブロック(テトラポット)です。
消波ブロックは不規則に積まれていることが多く、海面へと繋がっている穴がたくさんあります。
この穴が穴釣りの一級ポイントになります!
魚はこのような穴を隠れ家にしていて、消波ブロックから剥がれた餌が落ちてくるのを待っています。
魚がいる穴に仕掛けを落とすことができるかどうかが釣果の全てと言っても過言ではないのが穴釣りです。
消波ブロックの穴は大きく見えても実は浅くて魚がいなかったり、狭く見えていても内部は深くて魚が何匹も居着いてることも珍しくなく、色んな穴に仕掛けを落としていくことが重要となります。
消波ブロックのような場所では長い竿では取り回しにくいため、「プロマリン(PRO MARINE) テトラ大物EX 120M」のような120cm程度の短めの方竿のほうが釣りしやすいことが多いです。
「プロマリン(PRO MARINE) テトラ大物EX 120M」は名前にテトラと入っているように消波ブロックでの穴釣りに最適なロッドで、僕も消波ブロックの穴釣りではこちらをメインで使っています!
敷石
消波ブロックのような成形されたコンクリートではなく、大きな石のようなものが敷かれているところは敷石と呼ばれたりします。
敷石も大きな石を敷き詰めたところなので、石と石の間に多くの穴があります。
敷石の場合もこの穴を狙います。
敷石はテトラポットに比べると足場が比較的良いところが多いので、テトラポットだと怖いという方はこちらのほうがオススメです!
ただ濡れている場所や海藻が生えている部分は非常に滑りやすいので、そのような部分にはのらないようにしましょう。
濡れている場所や海藻が生えている場所にのらなくても広めの範囲の穴にアプローチできるように、シーバスロッドのような少し長さのある竿のほうが釣りしやすいことが多いです。
おすすめのシーバスロッドは「シマノ(SHIMANO) ルアーマチック S86ML-4」でコスパがよいので、初めて釣りをする方にもピッタリです!
シーバスロッドは様々な釣りに使えるので、とりあえず穴釣りに限らず色んな釣りをしてみたいという方はどこでも使えるオールラウンダーな「シマノ(SHIMANO) ルアーマチック S86ML-4」を1本持っておくとよいでしょう。
捨て石
防波堤の基盤として多くの石が海底に敷かれているのですが、これを捨て石と呼びます。
釣りでは海底に沈んだ石やテトラポットのことを捨て石と呼ぶことも多いです。
海が澄んでいる場所であれば防波堤の内側にこの捨て石が敷かれているのが見えているところもあり、ここも穴釣りの狙い目となります。
テトラボットの下にもこの捨て石が敷かれています!防波堤の内側はテトラポットがないので、捨て石部分が見えているという感じです!
結構遠くまで敷石が入っている事も多く、比較的長めの竿のほうが釣りしやすいです。
シーバスロッドで手前3mまでの穴を攻めるか、少し遠めの捨て石にも対応したいときは4〜5mほどの竿を使うことでより広く穴を攻めることができます。
特に遠めの穴は通常の竿では狙いずらいことも多く、まだ釣られていない魚がストックしていることも多いので狙うポイントとしてもおすすめです!
僕は前打ち竿になりますが「ダイワ(DAIWA) 飛竜クロダイ MH-53UM・Y」でこのような遠めの敷石の穴を狙っています。
「ダイワ(DAIWA) 飛竜クロダイ MH-53UM・Y」であれば、この一本で4.3mと5.3mと長さを変えながら使うことができるので時々によって長さを変えれる強さもあります。
しかし少し価格が高いというのもあるので、磯竿である「ダイワ(DAIWA) 磯/防波堤 LBT C(リバティクラブ) 磯風 2-45」もピッタリだと思います。
「ダイワ(DAIWA) 磯/防波堤 LBT C(リバティクラブ) 磯風 2-45」は4.5mなので取り回しは大変ですが、その分遠くの穴を攻めることができるので遠めの敷石狙いでは活躍すると思います!
ただこの前打ち竿や磯竿を使う場合の1つデメリットとなるのが、30cmオーバーぐらいの魚からぶっこ抜くのは注意したほうがいいことです。
というのも前打ち竿や磯竿は穂先が細く、大きな魚を無理やり上げるとルアーロッドなどと比較して竿が損傷する可能性が高くなります。
大物がヒットしたときはたも網が必要に、、、
といっても基本的に30cmオーバーが釣れることはまれなので大体は問題なくぶっこ抜けます。
いざというときの為にないとやっぱ心配!という方は竿より少し長めの6mほどのたも網を用意しておきましょう!
海藻(ウィード)周り
防波堤の側やテトラポットの奥に生えている海藻も実は穴釣りでの狙い目になります。
海藻は多くの生き物が暮らしている場所なので、それを餌とする魚が居座っていることがよくあります。
狙うのは海藻のすぐ横(際)や海藻が割れているところの穴です。
海藻に引っかかるかも?と思うかもしれませんが思いきって狙うことで釣果に結びつくことも多いです!
個人的に穴釣りをしてきて一番大きいサイズの魚(アイナメ42cm)を釣ったのがこの海藻周りになります。
海藻がどこに生えているかによって竿の長さは変わりますが、経験上すこし遠目に海藻が生えている事が多いのでシーバスロッドか、4〜5mほどの竿を使うとよいでしょう!
敷石の場合と同じく少し長めの前打ち竿か磯竿を使うことが多いです。
流石に42cmのアイナメがヒットしたときはたも網があってよかった、、、と思いました。
釣り場が荒れていないところ
最後だけ具体的な場所ではないのですが、荒らされていない釣り場にいくことも重要です。
荒されている場所とは、毎日多くの釣り人がいる、毎週末釣り人で溢れかえるような釣り場のことです。
このような場所は穴釣りをしても釣りにくいことが多いです。
理由としては釣り人が多いことで魚が警戒してしまっていること、穴釣りで釣れる根魚が釣られすぎて数が減ってしまっていることが挙げられます。
穴釣りで釣れる魚は基本、根魚と呼ばれる魚たちで根魚は成長が遅いという特徴があります。
そのため根魚は多く釣られて持ち帰られてしまうと数が激減してしまいます。
小さい根魚(魚種によって変わりますが例えばカサゴは15cm以下等)や排卵個体(お腹が大きく張っている個体)はリリースして魚の数を減らしすぎないようにすることが必要なのですが、これをしないまま釣りすぎて根魚がいなくなっている釣り場が結構あります。
釣りをするのであれば小さい魚はリリースする、たくさん釣れたら無理なく食べる分だけキープし他はリリースする、排卵個体と思われる魚はできるだけリリースする、といった事を当たり前のようにやっていきましょう。
穴釣りで狙うべきポイント
穴釣りで狙うべきポイントはズバリ、ストラクチャー(障害物)周りです!
根掛かりを恐れてストラクチャーから離れたところに仕掛けを落としても釣れる可能性は低いので、多少の根掛かりは仕方ないと割り切ってガンガン攻めたほうがよい釣果に繋がります。
穴釣りは根掛かりとの戦いです!
あとは足元に近い穴や足元の壁際なども見落とされがちなポイントです。
逆にこのようなポイントはみんな見落としていることも多く、チャンスだったりします!
穴釣りのコツ
テンポよく多くの穴に仕掛けを落とす
穴釣りは待ちの釣りではなく、足で稼いでいく攻めの釣りです。
一箇所に固執することなく、アタリがなければテンポよく次の穴に切り替えていきましょう!
どれだけ多くの穴に仕掛けを落とせたかで釣果が決まるのが穴釣りです!
穴の最深部を狙う
1度仕掛けを落として止まっても障害物に引っ掛かっているだけで、そこが穴の最深部でないことが多々あります。
魚は穴の最深部で餌を待ち構えている事が多いので、これだと魚に餌を届けれていません!
1度仕掛けが止まっても何度か竿を煽って仕掛けを落とし直しましょう!
するとさらに仕掛けが落ちていくようになることがあるので、このようにしてできるだけ穴の最深部に餌を届けることを意識します!
オモリで底を叩くイメージで行うといいでしょう!
この穴にはいないと決めつけない
この穴は手前すぎて魚はいないだろう、と決めつけるのはもったいないです!
もちろん居ないこともありますが、実はそこに大物がいる可能性だって捨てきれません。
以前、友人が足元の穴を見落していたので聞いてみるとそこは足場の近くすぎて魚はいないと思っていたようでした。
いるかもしれないと伝えて、友人が半信半疑で落としてみたところ30cmオーバーの大物が即釣れたことがあります。
とにかく幅広く仕掛けを落とさないのはもったいないので決めつけずに幅広く仕掛けを落すことを意識してください!
1度釣れた穴でも魚がいることがある
1度魚が釣れた穴は着心地がいいのか、数匹そこに居着いてることがあります。
30cmオーバーの大物が釣れたあとに、再度同じ穴に落としてみると25cmオーバーが立て続けに釣れたこともあります!
1度釣れた穴でも再度落としてみる事も考えてみましょう!
ちなみに同じ穴に数匹いる場合は、大きい個体から釣れることが多いです。
穴釣りはとても面白いので、本記事の内容を参考に挑戦してみてください!
以下記事には穴釣りに必要なアイテムを全てまとめているので、よければこちらも参考にしてください!
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