鴨川漁港で少量のキュウセンベラと大量のニシキベラを釣ってきました。
関東ではベラは雑魚としてリリースされることが多いようですが、関西ではその味は知られているらしく美味しい魚として認知されているそうです!
実際は海流などの影響によって地域で味に差がついてるとのことですが、、、
でも美味しいと言われている魚なら食べない手はない!ということで、キュウセンベラとニシキベラを食べてみることにしました!
ベラとは?
ベラは主に暖かい海に住んでいて、磯などにいることが多い魚です!
ベラは適当な重り(5g~15g程度)に以下のような針と青イソメをつけておけば場所によってよく釣れます。
意外と引くので釣り味は結構楽しいです(笑)
種類が多い魚で日本だけでも100種以上のベラが住んでいます。
今回はよく釣れるキュウセンベラとニシキベラが釣れたので食べていきます。
キュウセンベラ
キュウセンベラの見た目はこんな感じで魚にしてはカラフルですね!
関西の方では高級魚として扱うところもあるそうで、主に食用とされるのはこの種になります!
味は淡白な白身でクセもなく美味しいとのこと!これは期待せざるを得ない!
ちなみにこのキュウセンベラは小さい時は雌で大きくなったら雄に性転換するそうで、オスは顔に歌舞伎みたいな線が強く出てきます。
ニシキベラ
ニシキベラはこんな感じの魚です。
食欲がわかない色してますね~、、、
人間は自然界に青色の食べ物があまりないことから、青い色を見ると食欲が減退するらしいって話を昔どっかで聞きました。
食用にしている情報もあまりなかったので、食材としてはあまり認知されてないみたいです。
でも、こういうのが予想以上に美味しい可能性もあるはず!、、、
下処理
まずはヌメリとりの為に塩をたっぷり振って揉んでいきます。揉むときにはヒレとかを刺さないように注意。
このヌメリがすごいもので、底の方を見ればわかると思いますがヌルヌルの液がどんどん出てきます、、、
おそらくベラが釣り人に嫌われている理由の1つですね。。。
1度じゃ絶対終わらないレベルなので水でゆすいだ後に追加で2度ほど塩揉みしました。
ヌルヌルはまだ残ってますがこのぐらいで許容範囲としておきましょう!
次に捌いていきます!
今回はキュウセンベラを刺身にするので、キュウセンベラを三枚におろしておきます!
三枚おろしの仕方は以下の記事を参考に!
ちなみにニシキベラも刺身にしようとしましたが、身が水っぽく上手く捌けなかったので諦めて天ぷらにします。
ニシキベラは鱗をとったあとに頭と内蔵をとって、冷蔵庫で寝かせておきます!
調理
キュウセンベラの刺身
さきほど三枚おろしにした身の皮を剥いで、切り分け盛り付けるだけ!
写真は撮り忘れましたが、普通の白身で身もそこまで水っぽくないし、よい感じ。
味は、、、
お!?
普通!(笑)
普通に白身でクセがないので食べやすい!
ただ旨味はそこまで強い訳ではないので、評価は普通ということで(笑)
でも割と食べれるので下処理がめんどくさくない人ならありかも!?
ニシキベラの天ぷら
冷蔵庫でキッチンペーパーに包んで2日寝かせたニシキベラです。
あんなにヌメりまくってたわりに以外と臭いは少なく、ヌメリも落ち着いていました。
一応、水で洗って水気を切ったら片栗粉を浸けて揚げる!!
調理中は特に何もなく、体の色がうっすら見える天ぷらが完成いたしました。
あからさまな鱗の跡が。。。もうちょっと上手く揚げればよかった。
それではいただきます!!
お、、、
これは、、、
水っぽかった身が幸いしてかジューシー!(笑)
これは塩焼きとか水分が飛んでいくような料理にしたら化けるかも?
焼いたら水っぽかった身も上手く締まっておいしいんじゃないかな??
今度釣れたら塩焼き試してみよう。
まとめ
キュウセンベラもニシキベラも下処理は大変だけど、味は悪くない!
釣り味もそこそこ面白いので、沢山ベラが釣れた日にはたまには食べてみるのはどうでしょうか?
鱗とヌメリですぐ水道詰まるのでそこだけ注意です!
この記事へのコメントはありません。