・投げ釣りを初めてみたいからお手頃で十分使える釣り竿がほしい!
・プライムサーフの使用感ってどうなの?
・プライムサーフのメリットデメリットは?
投げ釣りはより遠くに仕掛けを飛ばすことで、普段狙いにくいような魚が狙える釣りになります!
一方で投げ釣りを行うためには投げ竿と呼ばれる専用の釣り竿が必要です。
投げ釣り用のエントリーモデルとしてはダイワから発売されている「プライムサーフ」が有名です。
そこでこの記事では「投げ釣りのエントリーモデルとしてプライムサーフはどうなのか」「プライムサーフの使用感はどうなのか」を、実際に1年以上プライムサーフを使用してきて感じた事やレビューをまとめていきます。
この記事を読めば「プライムサーフについて」が全てわかります!
結論からいうとプライムサーフはとにかくコスパがよく、十分に投げ釣りを楽しむことができるおすすめの釣り竿です!
プライムサーフについて詳しく見ていきましょう!
プライムサーフの型番
プライムサーフには型番があり、「プライムサーフT25-425・W 」 というように記載されています。
この後ろに続くT25-425には意味があり
- T25の文字は基本の鉛負荷(号)
- 425の数字は釣竿の全長
のことを指しています。
「プライムサーフT25-425 ・W」の場合、基本の鉛負荷は25号(T25)、全長は4.25m(425cm)あるというような意味になるんだね!
その通りです!
鉛負荷が高い竿ほど重いオモリが使用できるので飛距離が伸びやすく、全長が長ければ長いほど遠心力を活かして飛距離が伸びやすくなるのが一般的な特徴になります。
しかし、その分取扱いが難しくなり上級者向けとなってきます。
体格、力、体の使い方などの個人差でこの鉛負荷と竿の長さを決めるのですが、一番オーソドックスでおすすめなのは「プライムサーフT25-425・W 」 です!
スタンダードな長さと錘負荷でバランスが良いのがT25-425の特徴です!
最初は慣れが必要ですが、比較的慣れやすいです!
他にもプライムサーフには様々な錘負荷や長さあるので、ご自身の好みや体格によって選ぶというのももちろんOKです!
プライムサーフのメリットとデメリット
次にプライムサーフのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリットとデメリットを一覧にまとめると以下になります。
〇価格が安い
〇投げ釣りをする十分な飛距離がでる
〇振出竿でコンパクトに持ち運びできる
〇ガイド回り、ガイド抜けがしにくい
×ハードガイドなのでPE使用時に傷が入る可能性がある
×並継の竿に比べると飛距離は落ちる
1つずつ詳しく見ていきます!
メリット1:〇価格が安い
プライムサーフがおすすめな大きな理由として価格の安さが挙げられます。
投げ釣り用の竿はサイズが大きいこともあってか、価格が高めになる傾向があります。
その中でもプライムサーフは価格が安く、エントリークラスとしても最適です!
価格が安いことはエントリーモデルとして投げ釣りを初める方にも嬉しい事ですが、カレイなど複数本竿を出す釣りをする方でも本数を揃えやすくなるというメリットになります!
カレイ狙いの釣りは竿を3本出したりするからね!
メリット2:〇投げ釣りをする十分な飛距離がでる
プライムサーフははお手頃な価格とはいえ、投げ釣りをするのに十分な飛距離を出すことができます!
プライムサーフは十分に投げ釣りを楽しむことができる釣り竿です!
最初は慣れが必要ですが、普通の竿とは比べ物にならない飛距離が出せるようになります!
メリット3:〇振出竿でコンパクトに持ち運びできる
プライムサーフは振出竿なので収納時には竿1本分のスペースがあれば十分です。
並継竿が1本で取るスペースに、プライムサーフなら2本程度入れることができます。
持ち運びしやすいのはいつでも嬉しいですが、本数が必要となるカレイなどでは特に大きなメリットになります!
メリット4:〇ガイド回り、ガイド抜けがしにくい
プライムサーフにはファインピッチガイドロックという技術が使用されています。
振出竿はガイドが釣り竿に完全に固定されていないので、フルキャストした際にガイドが回ってしまったりすっぽ抜けてしまう弱点があります。
糸が絡む原因となってしまうガイド回りやガイド抜けですが、ファインピッチガイドロックという技術によってこれが起きにくい作りになっています。
ストレスなく釣りができるのは嬉しい!
デメリット1:×ハードガイドなのでPE使用時に傷が入る可能性がある
釣竿についている糸を通す穴をガイドと言いますが、プライムサーフはこのガイドにハードガイドと呼ばれる種類が使われています。
ハードガイドはPEラインを使うことで傷や溝が入ってしまう可能性があります。
もう少しランクを上げた竿の場合はガイドにSicやアルコナイトという傷が入りにくく、放熱性の高い種類が使われていたりします!
このことからハードガイドの方が傷が入りやすく、糸も痛めやすいということになりますが、よほど酷使しないかぎりは大きな問題になることはほぼないと思います!
上記の画像は1年以上、PEライン(1号、1.5号、たまに4号)で毎週1回は釣りに出かけて投げまくった実際のプライムサーフのトップガイド写真です。
写真でも分かるようにここまで使い続けて実際に目立つような傷は見当たりません。
もちろん投げる強さや投げ方など個人差はあるので絶対とは言いませんが、使用した感じでは予想よりも丈夫で、それこそかなりの回数使用しないと傷が入ることは少ないと思います。
解消方法:気になるならエクストラサーフがおすすめ!
もしガイドに溝が入る可能性を気にするのであれば少し値段は上がりますが、ひとつ上のランクのエクストラサーフを購入するのもおすすめです。
エクストラサーフは全てのガイドがSiCガイドと呼ばれる傷が入りにくいガイドになっているので、PEラインでも気にすることなく投げることができます。
エクストラサーフはより飛距離を求める方にもおすすめの投げ竿になるので、気になる方は検討の価値はあります!
エクストラサーフのインプレもまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
⇒【エクストラサーフのインプレ】PEラインと相性◎!本格的な投げにおすすめ【評価・レビュー】
エクストラサーフはプライムサーフのワンランク上にあたるロッドです!
デメリット2:×並継の竿に比べると飛距離は落ちる
プライムサーフは振出竿でコンパクトで持ち運びやすいというメリットがありますが、並継竿と比べると飛距離は落ちます。
とにかく少しでも飛距離をだして遠くを攻めたいという場合は振出よりも並継の竿に軍配が上がります。
並継の投げ竿も使っていますが、やはりどうしても飛距離や飛び感は劣ってしまいます。
これは仕方ない部分なんだね、、、
それでも並継と比べればという話であり、投げ釣りをする分には十分な飛距離は振出でも出すことができます!
別で使用している並継竿に興味がある方は、以下のサーフゲイザーのインプレもぜひ参考にしてみてください。
⇒【飛距離良し!】サーフゲイザーのインプレ【評価・レビュー】
【インプレ】プライムサーフの使用感と口コミ
かなり長くプライムサーフを使っていますが不満な点はほぼありません!
この価格でこの品質だったら素晴らしい投げ竿だと思います!
今までプライムサーフでシロギス、シーバスなどを釣ってきましたが、丈夫でよく飛んでくれて広く魚を探ることができるのでおすすめできる一本です!
口コミも見てみましょう!
持った感じも良く竿の調子も良いと思います。
距離もそこそこ飛ばせるので今ではメインで使っています。
値段の割には非常に使いやすい投げ竿。ロングセラーになっているのが頷ける。
軽くて良い感じですね。
ただ一つ注意点があります。
竿栓が緩くて、気を付けないと紛失してしまいます。
Amazonカスタマーレビューより引用
好評価の口コミがとにかく多いです!
竿の下に付いている栓は確かにゆるいので、紛失しないようにしっかりと締まっていることを毎回確認しましょう!
まとめ
プライムサーフのメリットデメリットから、以下のような方におすすめできる投げ竿になります!
⇒これから投げ釣りをはじめてみたい
⇒コスパがいい投げ竿が欲しい
⇒複数本の投げ竿を出したい
とにかくおすすめできる投げ竿です!
エントリーモデルから一歩抜け出した投げ感、飛距離を出したいという方には並継竿のサーフゲイザーもおすすめです!
⇒【飛距離良し!】サーフゲイザーのインプレ【評価・レビュー】
投げ釣りをするのであれば、投げ釣り用のリールも必要になるので、コスパがいい投げ釣り用リールの「クロスキャスト」の記事もよければ参考にしてみてください!
⇒【クロスキャスト4000とQDのインプレ】初心者にもおすすめ!替えスプールは付属する?
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