オオクワガタの飼育をしているとたくさん菌糸瓶と菌糸をつかいますよね。。。
幼虫を育て終わった後の菌糸瓶や菌糸は捨ててしまう、という方もいるのではないでしょうか?
たくさん出てもったいない、、、
ということで使い終わった菌糸瓶や菌糸の再利用方法をいくつかご紹介します。
結構な量が出るから、再利用できるならしたいよね!
菌糸瓶は中身を詰め替えガス抜きをして再利用!
使い終わった菌糸瓶は、中身を詰め替えて再利用しましょう!
中身を詰め替えると、またオオクワガタの幼虫飼育に使えるようになります。
必要なものは、
- 使い終わった菌糸瓶
- アルコールスプレー
- 綺麗な布
- 大きなタライ
- スプーン
- 菌糸ブロック
になります。
菌糸ブロックは以下のようなものです!
菌糸瓶の詰め替え方
まず、菌糸瓶の詰め替えをする場合はポリ手袋などをするようにしましょう。
汚れていたり、別の菌が菌糸に付着してしまうと菌糸がちゃんと育たない原因になってしまいます。
最初に菌糸瓶にアルコールスプレーをして、綺麗な布で拭き取って乾燥させて除菌します。
菌糸瓶の準備ができたら、 菌糸ブロック をほぐしていきます。
もちろん手袋はしておきましょう!
菌糸ブロックをタライに出し、白くなっている面をナイフなどで削ぎ落とします。
削ぎ落とした白い部分は菌糸瓶には使いません。(こちらは別に使うことができるのでとっておきましょう)
削ぎ落としたら、オガを柔らかくほぐしてよく混ぜてあげましょう。
混ぜ終わったら、これを菌糸瓶に詰めるだけです!
簡単だね!
詰めるときには、菌糸を半分入れて押し固めるを繰り返して固めに詰めてあげましょう。
詰め終わったら最後に中心にスプーンなどで直径一センチほどの穴を底まで開けます。
これで菌糸がまわりやすくなります!
詰め終わった菌糸瓶の使い方
詰め終わった菌糸瓶は、3日ほど飼育環境に置いてあげると表面が菌糸で白くなってきます!
こうなればオオクワガタの幼虫に使用できるようになっていますが、予備のためにガス抜きも行います!
菌糸瓶のガス抜きの方法
菌糸瓶のガス抜きを行う場合は飼育環境と同じ場所で行います!
方法は菌糸瓶をひっくり返しておくだけ!
そのまま1日~2日ほど置いておけばOKで、あとは幼虫を入れてあげましょう。
幼虫の入れ方はこちらの記事で実際にやっているので、よろしければご参考にしてください。
使い終わった菌糸や菌糸カスも再利用!
使い終わった菌糸や削りとった後のカスも再利用できます!
いくつか再利用の方法をまとめてみたので、上手く活用しましょう!
オオクワガタの雌の産卵床に使う
使い終わった菌糸に交尾済みのメスを入れるという方法です。
意外とこれで卵を産んでくれたという報告が多くあります。
方法としては産卵ケースにマットを敷き、使い終わった菌糸をマットの上に置くだけです。
幼虫の食べかすに刺激されるのか、卵を産んでくれる可能性が上がるかもしれません!
腐葉土に混ぜて使う
腐葉土に菌糸カスを入れて混ぜるだけで、カブトムシの幼虫のエサになります。
栄養もあるので、大きなカブトムシが狙えるかもしれません!
発酵させて腐葉土にする
もう一つは腐葉土にしてしまうというパターンです。
菌糸カスを出来るだけ多く、大きな入れ物に入れます。
衣装ケースやあればドラム缶などでもいいでしょう。
出来るだけバラバラにした使用済みの菌糸や菌糸カスをいれたら、密閉はしない程度に蓋をして発酵させていきます。
発酵するには温度が必要なので、夏場に黒いビニールなどで容器を包み日光にあてておくと良いでしょう。
温まると発酵が始まり、菌糸カスが熱を持ってくるので3日に1回は撹拌をしながら、発酵を進めます。
いい感じに茶色く土っぽくなってきたら発酵を止め、ガス抜きをしてカブトムシの幼虫に使いましょう!
天候や気温によりますが、ここまで7週間ほどあればできると思います!
菌糸カスを腐葉土に混ぜる方法も先ほど書きましたが、カブトムシには腐葉土にさせてあげたほうが食べはよくなると思います!
ただし、しっかり発酵を止めてガス抜きをしないと幼虫が窒息死してしまう原因になるので、発酵を止める事、ガス抜きをすることをちゃんと行いましょう。
しっかりガス抜きを行ってからつかってね!
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