釣り竿の穂先(先端)はかなり細いので、何かの拍子で折れてしまう事もあります。
ひっかけた勢いでぽっきり、、、
今回はこの穂先が折れてしまった場合に自分で修理、交換をする方法についての記事になります!
先端についているガイド(トップガイド)が残っていればそれがそのまま使えます。
もし、トップガイドをなくしてしまった場合はトップガイドだけ買うことで対応できます。
釣竿の穂先は簡単に自分で修理することができるので、折れてしまった場合はこのように修理を行いましょう!
今回直していく釣竿はプライムサーフです。
トップガイドを用意する
トップガイドを無くした場合
トップガイドを無くした場合は買う必要があります。
トップガイドを購入するならSicガイドと呼ばれているものを購入するのがおすすめです!
Sicとはリングの素材のことを指しているよ!
特にPEラインをメインで使用する場合はSiCガイドでないと溝ができたり、摩擦熱でPEラインを痛めてしまう可能性があります。
穂先が折れたタイミングでトップガイドをSicガイドに変更してしまいましょう!
ちなみにプライムサーフはSiCガイドが標準装備されていないので、ある意味折れてちょうど良かったのかもしれません。
トップガイドを購入する際は穂先のサイズを測って、それよりもほんの少し小さめのサイズのものを購入しましょう!
今回の場合は竿先の直径が2mm程度だったので2mmサイズのものを買います。
以下のトップガイドはSicガイドで、直径1.8mm~3.6mmまであるのでこの範囲内であればこれがおすすめです!
富士工業のMGガイドの素材はSicだよ!
直径がこれ以下の場合は、自分の竿の直径にあったトップガイドを購入してください!
トップガイドがある場合
折れた竿先とトップガイドが残っている場合は、トップガイドに入っている折れた穂先を抜くと使用することができます!
- ペンチ2つ
- ライター
- 要らない紙
を用意してください。
トップガイドをペンチで掴み、ライターで折れた穂先が入っている部分を炙ってください。
やけどに注意!
トップガイドを固定している接着剤は熱で溶けるので、軽くあぶったらもう一つのペンチで穂先部分をつまんで引っこ抜きます!
抜けた穂先部分は熱くなっているので、要らない紙に置いて冷ましてから捨てます。
これでトップガイドがまた使えるようになります!
竿先を削る
竿先にガイドがぴったり入る場合を除いて、釣竿の方を少し削ってあげる必要があります。
このときガイドよりも穂先を細くしてしまうと接着が弱くなってしまうので、少しきつめではまるぐらいを目指します!
カッターや紙ヤスリを使って、少しずつ調整していきましょう。
削って少しきつくトップガイドにはまるぐらいの細さになれば削りもOKです!
今回は黒い部分が削ったところだね!
トップガイドを接着する
あとは接着剤で竿先にトップガイドを固定すれば完了です!
ここの接着は接着剤だけが頼りなので、強力な2液混合の接着剤がおすすめです。
まずは釣竿の方に接着剤を塗り、ガイドをはめこみます。
はみ出てきた接着剤は乾く前にサッとティッシュなどで拭き取ります。
その後、トップガイドと穂先のつなぎ目部分を覆うように薄く接着剤でカバーしてあげます。
あとは乾くまで放置してくっついてるのを確認したら完成です!
意外と簡単!
一見マイナスにしか見えない穂先の折れですが、Sicガイドに交換できるなどのカスタマイズもできるのでより愛着がわくとおもいます!
穂先が折れた場合は自分で修理してみましょう!
おすすめの釣り竿をまとめた記事も書いているので、よければこちらも参考にしてみてください!
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