投げ釣りで気になる道糸の強度とおもりの重さ。力糸とは?

投げ釣りをしている方であれば一度は経験してるであろう、投げたときに道糸が切れおもりだけ飛んでいく現象。

かなり萎えますよね。。。

もう一回結び直すのもめんどくさいですが、結ばないとそもそも勝負すらできないのでまた頑張って結びますが。。。

この現象の原因は糸にダメージが入っていてそこから切れる、リールのベールが寝ていてキャスト時の衝撃に糸が耐えきれなくて切れるなど様々です。

この記事では道糸とおもり、投げ釣りをするときに使用する力糸についてまとめていきます!

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道糸の強度(強力)について

道糸はその種類と太さによって耐えきれる力が変わってきます!

もちろん糸が耐えきれる重量以上の負荷がかかれば切れてしまいますし、の重さをつけるとかかった魚の重さものって切れる原因になります。

基本的に道糸に魚がかかっても余裕がある程度のおもりをつけます!

とりあえず、面倒くさいことは置いて釣糸の強度(強力)表をのせておきます!

釣糸の大体の強度はこんな感じです。

大体こんな感じ
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投げ釣りで使うおもりの重さ

ここではキス釣りを想定していきます。

キス釣りで使われるおもりは20号~30号程度が多いと思います。

1号が3.75gなのでを重さ(g)にすると

75g~112.5gのおもりを投げていることになります。

ここでさっきの対応表をみれば分かるのですが、112.5g程度のおもりだとナイロン、フロロ、peが共に0.5号だとしても強度には余力があるのでおもり程度では切れることはありません!

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なぜキャスト時に釣糸が切れるか

先程の釣糸の強度表とおもりの重さを見るかぎりではまだまだ切れそうにない道糸ですが主に

  • 伸びきった時の一瞬の衝撃に耐えられない
  • 道糸に傷が入っている

というようなことが原因で切れることになります。

傷が入っていると切れるのは分かるので割愛。

伸びきったときの一瞬の衝撃に耐えられない

投げ釣りでキャストする時は大きく振りかぶって遠心力を使って投げます。

もしベールが寝ていた場合は糸が一定しかでないので、勢いよくとんでいたおもりが空中で止められることになります。

こうなると伸びにくい素材の糸(主にpe)であれば伸びによる衝撃の吸収もなく、かなりの衝撃がかかり切れるということになります。

ベールを起こせば良いだけの話ですが、たまーに全力で投げるとベールが閉じてしまい、バチンってことがあります。。。

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力糸の役目

peなどの伸びにくい糸を使っていると上記一例のように、瞬間的な衝撃を吸収できずにバチンといってしまいます。

ここで力糸の出番となります!

力糸は一方が細く、もう一方に向かうにつれて段々と太くなっていくのが特徴で、ナイロン系の伸びる素材だと力糸部分がクッションとして働いてくれます。

pe素材の力糸は伸びには期待できないので、瞬間的な衝撃のクッションとはなりません。ただ感度が高いのが特徴です!(ただし値段も高い)

もうひとつはキャスト時はこの太い糸がリールから出ている部分なので、ここが衝撃を受けてくれキャスト時に切れにくくなるという役割を持っています。

このようにキャスト時の衝撃を受けてくれるのが力糸の役割なので、投げ釣りをする場合力糸は必要となります!

3号~12号が一番汎用的なので、持っておくといいでしょう!

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釣り糸(道糸)の規格の話

ここからは余談です。

知ってて損はないですが、知らなくてもまぁ問題ないことのほうが多いです!

より詳しくなって自分で判断して使い分けたい人は覚えておくといいかもしれませんね!

ポンドクラスラインとポンドテストライン

釣り糸の規格で2種類が定められています。

ポンドクラスライン

日本のメーカーはこちらの規格を採用していることが多く

「記載されている重量以上で必ず切れる」

という強度を表しています。

  • PCL
  • CLASSという文字が入っている(例:lb.CLASS)
  • lbC

上記のような表記だった場合はポンドクラスです。

分かりやすい覚え方としてcがどこかに入っていた場合は、ポンドクラスと覚えましょう!(CLASSのCがどこかに入るため)

ポンドテストライン

アメリカではこちらが主流であるようで、

「記載されている重量以下では絶対切れない」

という強度を表しています。

  • PTL
  • TESTという文字が入っている(例:lb.TEST)
  • lbT

上記のような表記はポンドテストとなります。

分かりやすい覚え方としてtがどこかに入っていたらポンドテストと覚えましょう!(TESTのtがどこかに入るため)

どっちを使えば良いの?

ポンドクラスラインもポンドテストラインもどちらが良い、悪いというのはありません。

基本はどちらでも問題ないので、手に入りやすい日本のポンドクラスラインの方でいいと思います!

基本的にはポンドテストラインの方が太いことのほうが多く、その分強度ももちろん強いことのほうが多いです!

知らなくても特に困りませんが、知っておくとどこかで役に立つかも??

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