投げ釣りはかなりの飛距離を飛ばすので、細目のpeラインを使用します。
錘も重い15号〜25号もしくはそれ以上の重さを扱うので、瞬間的な衝撃に弱いpeラインでは投げるだけでラインブレイクの可能性が高くなってしまいます。
本記事ではそのような問題をどのように防ぐかをまとめていきます!
力糸(ちからいと)を使う!
ズバリ、力糸を使用しましょう!
力糸とは一方の端からもう一方の端まで徐々に太さが変化するラインのことで以下のようなものです。
力糸もナイロン素材とpe素材のものがあります。
ナイロン素材で例えて言うと、細い方はナイロンライン3号の太さで徐々に太くなっていき、太い方はナイロンライン12号の太さになるというようなものが力糸です。
力糸は錘側に太い方を結ぶため、錘を飛ばすときの衝撃を太いラインが吸収してくれ、メインのpeラインがブレイクしないようにする役割があります。
遠投するのであれば、必ず力糸を使用するようにしましょう!
力糸(ちからいと)の選び方
ナイロン素材かpe素材か
力糸にはナイロン素材とpe素材があります。
それぞれのメリット、デメリットを見てみましょう!
ナイロン素材の力糸
メリット
- 安価
- 伸びて衝撃を吸収してくれる
- 根ズレに比較的強い
デメリット
- 伸びるため感度に劣る
pe素材の力糸
メリット
- 細いため飛距離が伸びる
- 感度が高い
デメリット
- 高価
- 根ズレに比較的弱い
上記のような違いが挙げられます。
キス釣りのように根ズレが比較的少ない場所で、感度が高いほうが有利になる釣りであればpe素材もいいと思いますが、ナイロン素材の力糸でほとんど問題を感じたことはありません。
なにより安価ですし、どんな場所でも使えるナイロン素材のほうが汎用性もあります!
キス釣りでもよほどこだわりがなければ「サンライン(SUNLINE) ナイロンライン CASTEST テーパー力糸」のようなナイロン素材の力糸で充分釣れるので、汎用的に使えるナイロン素材をおすすめします!
太さ(号数)の選び方
太さ(号数)は力糸の細い方の強度が道糸より少し弱くなるぐらいの強度にするとよいでしょう。
そうするともし根掛かりした際には結束部分で切れてくれることが多くなります。
道糸よりも強い強度の力糸を使ってしまうと、結束部分で切れずに道糸からたか切れしてしまう原因になります。
peライン1号を道糸にしているなら、ナイロン素材の力糸の場合は3号がおすすめです!
道糸 > 力糸
という強度になるように力糸を選ぶようにしてください!
力糸(ちからいと)の使い方
力糸の使い方は簡単です!
力糸の細い方をメインライン(peライン)に結び、もう片方の太い方をジェット天秤などの錘に結ぶだけです!
これだけで遠投するときの衝撃を力糸が吸収してくれ、peラインのブレイクを防いでくれます!
力糸(ちからいと)の結び方
力糸の細い方とメインライン(peライン)の結び方ですが、結び目が小さいFGノットやSCノットで大丈夫です。
難しければ電車結びでもほぼ大丈夫です!
面倒くさいときは電車結びで投げ釣りしていますが、70オーバーのサメも問題なく釣れています!
縁の下の力持ち的存在で目立ちませんが、遠投するには必須の力糸を使って投げ釣りを楽しんでください!
投げ釣りをはじめてみたい、投げ釣りをもっと楽しみたいという方は以下の記事で必要なアイテムをまとめているので、よければ参考にしてみてください。
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