ズバリ魚の締めと血抜きはどっちを先にするべきなの?という疑問に関しての記事になります!
この記事を読んで、締めと血抜きどちらを先にするのがよいのか、また理由なども知っておくと色んな魚に応用できるかも?
魚の締めと血抜きの順番は?
魚の締めと血抜きの順番としては
締め → 血抜き
の順番で行うのがよいです!
基本的にはこれで問題はありません。
今だかつてこの順番でなにか弊害があったことはないので、この順番で行いましょう!
締めてから血抜きをする理由
締めてから血抜きをする理由は大きく2つあります。
1つ目は魚が暴れて旨味の元が消費されるのを防ぐため。
エラを切って血抜きをしていても、ある程度サイズのある魚だと血が抜けきるまでに時間がかかります。
この間に暴れられると旨味の元となる成分が分解されてしまい、食べるころには旨味がでなくなっているということになりかねません。
これを防ぐためにも、先に締めて暴れないようにすることが必要になります。
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2つ目は気持ち的な話になってしまうのですが魚が苦しむ時間を極力減らすためといったことです。
血が抜けると結果的に絶命するのですが、それまでの間は生きたままじわじわと死ぬのを待つことになります。
魚に痛覚や血が抜けていく感覚があるのかは分かりませんが、徐々に弱っているような締め方はあまり良くないのでは?と個人的には思っているので締めを先に行います。
ナイフなどで直接締めを行うのは最初は戸惑うかもしれませんが、美味しく魚を食べるためにも繋がるのでしっかりと行いましょう!
魚を締めたら血は出なくなるのか?
魚は締めたら血が出なくなる?といった話も昔に聞いたことがあります!
果たしてこれは本当なのか?
恐らくこの話では、締めると心臓が止まるから血が出なくなるよ。締めないでエラを切ると心臓が動いているから血が良く出るよ。といったことから出来た話ではないかなと思います。
では、本当に締めたら心臓は止まるのか!?
結果はもちろん締めたら心臓は止まりますが、そんなにすぐには止まりはしないので素早く血抜きを行えば問題ありません!
僕は基本的に脊椎を切断して魚の締めを行うのですが、脊髄損傷は血液を送り出す機能には影響を与えません。(魚もたぶんそう。)
ただし血圧などの変化によって血の出方は多少変わるかもしれませんが、今までこの締め→血抜きの順番で食べるときに血生臭くなっていた、ということはないので気にしなくてもいいレベルだと思います。
よく言われる話では、カワハギは締めずに血抜きをしないと肝がピンクになり血生臭くなるとありますが、実際は締め→血抜きの順番で処理をしたものでも肝はちゃんと白い色で血の臭いや味などもありませんでした!
本来、締めた後の血抜きでは海水に5分~10分程度つけておくのですが、このカワハギは夏場で腐ることを気にして2分程度しか血抜きをしませんでした。
そのせいか少しピンクっぽい部分もありますが、しっかり5分程度血抜きをしていればもっと綺麗な色だったかもしれませんし、これでも肝醤油にして食べたときには味も問題ありませんでした。
カワハギでも問題なさそうなので、他の魚でもほぼほぼ問題はないと言えそうです!
魚を締めると血が抜けなくなるという話は、締めてからすぐに血抜きをすることで解決できそうですね!
まとめ
魚を釣った場合や生きた魚を調理する場合は
締め → 血抜き
の順番で行う。
締めた後に素早くエラを切り、海水に5分~10分程度つけておくと血がよく抜ける。
80cmあるアナゴも脊椎を切断した後、血管を切り10分ほど海水につけておいたら血抜きもしっかりと出来ていました!
魚の美味しさにも関わってくるので、この順番で覚えましょう!
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