【クロスキャスト4000QDのインプレ】初心者にもおすすめ!替えスプールは付属する?

投げ釣り用のリールって何を買えばいいの?
コスパがいい投げ釣り用リールがほしい
クロスキャストの使用感はどうなの?
「QD」って何?違いは?

投げ釣りは仕掛けを遠くに飛ばすために投げ釣り専用の釣り竿が必要ですが、実はリールによっても大きく飛距離が変わります。

投げ釣り用のエントリーモデルとしてはダイワから発売されている「クロスキャスト」が有名です。

そこでこの記事では「投げ釣りのエントリーモデルとしてクロスキャストはどうなのか」「クロスキャストの使用感はどうなのか」「QDとは何か」を、実際に3年以上クロスキャストを使用してきて感じた事やレビューをまとめていきます。

この記事を読めば「クロスキャストについて」が全てわかります!

結論からいうとクロスキャストはとにかくコスパがよく、飛距離も大きく伸ばすことができるおすすめの投げ釣り用リールです!



オオクワくん
オオクワくん

クロスキャストについて詳しく見ていきましょう!

クロスキャストの番手

クロスキャストは番手が4000番~6000番まである投げ釣り用リールです。

「クロスキャスト4000」は4000番手のスプール、「クロスキャスト6000」は6000番手のスプールが付けられており、番手が大きいほど巻ける糸の量が増えます。

番手は自分が使用する糸の太さや糸巻量に合わせて選ぶのが基本ですが、投げ釣りに使用するのであれば4000番で十分です!

オオクワくん
オオクワくん

番手が大きすぎても糸巻き量が増えてコストがかさむ、重くなるといった問題が出てきます!

参考までに、クロスキャストの番手毎にどの程度ナイロンが巻けるかを記載しておきます。

4000番手4500番手5000番手5500番手6000番手
4号
250m
6号
200m
7号
250m
8号
250m
10号
250m
5号
200m
7号
170m
8号
200m
10号
200m
12号
200m
6号
150m
8号
140m
10号
150m
12号
170m
16号
170m

上記はナイロンラインの場合ですので、細いPEラインなどであればもっと巻くことができます。

僕は「クロスキャスト4000QD」にPE1.5号を400mほど巻いて使っていますが、それでもまだ余裕があるぐらいです。

PEラインが400mも負けるのであれば投げ釣りとしては十分すぎる糸巻き量ですので、投げ釣りでクロスキャストを使用するのであれば4000番がおすすめです!



クロスキャスト「QD」とは

QDとは「クイックドラグ」の略で4000番にのみ実装されている機能になります。

ドラグ機能を仕様すると糸が強く引っ張られるとリールから糸がジーっと出ていくようになります。

このドラグ機能は適切な負荷に調節することで、魚の引きによって糸が切れること、竿に想定以上の負荷がかかること、ある程度のテンションをかけて魚の体力を消耗させるなどの役割を持っています。

通常このドラグを調整するには何回転かドラグノブを回す必要があるのですが、「クイックドラグ」であればドラグノブを一回転させるだけで調整が可能になる機能です。

すぐにドラグの強さを切り替えられるので、不意に大物がかかった時などにもスピーディーにドラグ調節をしてやりとりができるというのがクイックドラグの強みとなります!

魚がヒットしたときにスピーディーに対応できるのがメリットなんだね!

コクワくん
コクワくん
オオクワくん
オオクワくん

クロスキャストには「QD(クイックドラグ)」と通常のドラグの2種類があります!
QDの方が魚の状態に合わせて即座に対応できるのでおすすめです!

ここは好みもあるので、通常のドラグのクロスキャストでも問題ありません!

僕はクロスキャスト4000とクロスキャスト4000QDの両方を使用していますが、やはり素早くドラグ調整できる利便さから「クロスキャスト4000QD」をメインで使用することが多いです!



クロスキャストのメリットとデメリット

次にクロスキャストのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリットとデメリットを一覧にまとめると以下になります。

メリットとデメリット

〇価格が安い
〇十分な飛距離を出せる
〇QD(クリックドラグ)でスピーディーな対応が可能
〇巻き心地が良く、頑丈
×大きめで重量も重め

オオクワくん
オオクワくん

1つずつ詳しく見ていきます!

メリット1:〇価格が安い

クロスキャストがおすすめな大きな理由として価格の安さが挙げられます。

投げ釣り用リールはサイズが大きいこともあってか、価格が高めになる傾向があります。

その中でもクロスキャストは求めやすい価格設定になっています!

価格が安いことはエントリーモデルとして投げ釣りを初める方にも嬉しい事ですが、カレイなど複数本竿を出す釣りをする方でも数を揃えやすくなるというメリットになります!

釣り竿はプライムサーフと合わせたりすると比較的数も揃えやすいね!

コクワくん
コクワくん


【プライムサーフのインプレ】初心者にもおすすめ!PEラインとの相性は?【評価・レビュー】

メリット2:〇十分な飛距離を出せる

リールはスプールの口径が大きくなればその分糸が出やすくなるので飛距離が伸びる傾向にあります。

クロスキャストはスプールの口径が大きく糸を放出しやすいです。

このことから距離を出すことが重要な投げ釣りにはうってつけのリールになります!

メリット3:〇QD(クリックドラグ)でスピーディーな対応が可能

先ほども紹介しましたがQD(クリックドラグ)は一回転でドラグ調整が可能です。

魚がヒットした後は絶えずやり取りをする必要があるので、スピーディーに対応できるQDは使っていてとても便利な機能です!

QDはクロスキャストの大きな特徴の1つと言えるでしょう。

メリット4:〇巻き心地が良く、頑丈

クロスキャストは巻き心地もスムーズで使っていてストレスがありません。

巻き心地はリールでも特に重要な部分で、楽しく釣りができるかストレスを抱えながら釣りをするかに大きく関わってきます。

魚がヒットしてもスムーズに巻いて寄せられるので使っていて非常に快適です!

加えて実際に3年以上クロスキャスト4000QDを使用していますが、不良部分がでてくることも壊れることもなく、かなり頑丈だと感じています。

もちろん個人差もありますし、高いところから落としたり、何度も蹴とばしたりすると流石に壊れるとは思いますが、普通に使っていて3年以上も不具合がないのは素晴らしいと思います!

オオクワくん
オオクワくん

リールは特によく触る部分ですので、頑丈さも大切です!



デメリット1:×大きめで重量も重め

クロスキャストは他のミドル~ハイエンドの投げ釣り用リールと比べるとサイズも大きく、重量も重いです。

置き竿で使う分にはあまり問題にはなりませんが、何度も投げて巻くを繰り返すキス釣りなどでは疲れがたまりやすくなってしまうかもしれません。

「クロスキャスト4000QD」の重さ747gになります。

例えばミドルクラス~の「ルビアスLT4000-CXH」は215gなので、比べてみると重さは約3.4倍以上あるということになります。



【ルビアスLT4000-CとCXHのインプレ】とにかく軽い!口コミは?【評価・レビュー】

重さって結構変わるんだね!

コクワくん
コクワくん
オオクワくん
オオクワくん

重さの部分は許容するしかないです!
どうしても軽いリールが欲しい方は「ルビアスLT4000-CXH」などのリールを選ぶことをおすすめします!

【インプレ】クロスキャスト4000QDの使用感と口コミ

3年以上クロスキャスト4000QDを使っていますが、故障もなく不満な点はほぼありません!

僕は主に置き竿でクロスキャスト4000QDを使っているので重さも気になりませんが、何度も投げては巻く釣りをメインにするのであれば、確かにずっしりと重い感はあるので注意が必要です。

ですがこの価格で、この品質、機能、耐久性であれば迷いなくおすすめできる投げ釣り用リールです!

飛距離もよく出るので、遠くにいる80cmオーバーのアナゴが釣れた時もあります!

口コミも見てみましょう!

コクワくん
コクワくん

クイックドラグは使いやすく、初釣行でブリ83cm釣りあげるのに貢献してくれた!
重さはあるが、頻繁に投げたりしゃくったりする釣りじゃ無いので問題なし。

普通のリールより、ラインの出方がスムーズで、飛距離も伸びました。
重さは致し方ないと思いますが、慣れれば苦にならないと思います。

かなり重量があるので頻繁に「投げる」「巻く」をくり返す釣りには不向きです。

Amazonカスタマーレビューより引用

オオクワくん
オオクワくん

クイックドラグの使いやすさ、飛距離が伸びた、見た目がカッコいいなどのレビューが多かったです!
重さに関するレビューはやはり多かったので、気になる方は注意が必要です!



替えスプールは付属する?

クロスキャストに替えスプールは付属しません

替えスプールが欲しい場合は別途購入する必要があります。

クロスキャスト4000QDの替えスプールは以下です。



まとめ

クロスキャストのメリットデメリットから、以下のような方におすすめできる投げ釣り用リールになります!

こんな人におすすめ!

⇒これから投げ釣りをはじめてみたい
⇒コスパがいい投げ釣り用リールが欲しい
⇒丈夫な投げ釣り用リールが欲しい

個人的にはこの価格帯でこのクオリティ、3年以上使ってもまだまだ問題ない耐久力で文句なしのリールです!

まだまだこれからも現役で頑張ってくれそうです!

コクワくん
コクワくん

投げ釣りをするのであれば投げ竿も必要になるので、コスパがいい投げ釣り用リールの「プライムサーフ」かその1つ上位モデルの「エクストラサーフ」、並継竿でとにかく飛距離にこだわった「サーフゲイザー」の記事もよければ参考にしてみてください!

【プライムサーフのインプレ】初心者にもおすすめ!PEラインとの相性は?【評価・レビュー】

【エクストラサーフのインプレ】PEラインと相性◎!本格的な投げにおすすめ【評価・レビュー】

【飛距離良し!】サーフゲイザーのインプレ【評価・レビュー】





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